恵方巻の中身に決まりはない!?意味や具材のおすすめをご紹介!

ここ数年ですっかり定着してきた節分の恵方巻。

スーパーでもコンビニでもたくさん売られていますが、おうちで手作りする人が多いのではないでしょうか。

自分で作るとなると、恵方巻の具材を何にするかちょっと気になりますよね。

今回は、恵方巻の中身の決まりや意味はあるのか、ということについてご紹介していきます。

恵方巻の中身に決まりはない!?

恵方巻の中身に決まりはありません。

お好きな具材で自由に作って美味しくいただきましょう。

そもそも、恵方巻きの風習そのものに、歴史や宗教的な意味などはありません。

節分の恵方巻は、バレンタインのチョコレートや土用の丑の日のうなぎと同様、販促の目的で流行りものになった比較的新しい風習なのです。

節分に巻き寿司を食べる風習は、大阪の花街の遊びが発祥だと言われています。

ちょうど節分の時期に食べごろになる漬物を使った「新香巻」を恵方にむかって食べる習慣だったようですが、当時は花街以外の一般家庭では知られていませんでした。

節分に巻き寿司を食べる風習を定着させようとする動きは、大正時代から昭和初期～戦後にかけて何度も行われた海苔と寿司の販促キャンペーンが元になっています。

大阪鮓商組合や大阪の海苔問屋協同組合などが「節分のまるかぶり寿司」は古くからの伝統である、という触れ込みでキャンペーンを展開したのですが、結果としては大阪の一部地域に定着するにとどまるなど、なかなか全国区の風習には至りませんでした。

その後、節分のまるかぶり寿司がマスコミに取り上げられるようになり、セブンイレブンが「恵方巻」として扱うようになると、次第に全国に恵方巻の風習が広がっていきました。

現在では、恵方巻は全国的に知られるようになり、節分の行事食として豆まきや節分そばをしのぐ勢いで各地で食べられるようになりました。

最近お店に売られている恵方巻は、「恵方巻」「特選恵方巻」「海鮮恵方巻」「サラダ恵方巻」など、具材は何でもあり・・です。

恵方巻は比較的最近広まった新しい節分の習慣であるため、これが恵方巻だ！というような伝統的な形式はないのですね。

恵方巻の中身に意味はあるの?

恵方巻の具材に決まりはありませんが、後付けでついた意味や由来はあります。

よく言われるのが、7種類の具を入れて7福神にかけるというものです。

商売繁盛や無病息災を願い、7福神にちなんで7種類の具を巻き込むことで福を巻き込むと言われています。

7種類の具材に決まりはありませんが、入れると縁起がよいとされる具はいくつかあります。

いわゆる普通の太巻きの中身ですね。

大阪花街の風習だったころは、新物の沢庵（新こうこう）を入れていたことから、昭和初期頃には漬物を入れることも多かったようです。

昔はありあわせの具材を巻いたものだったのが、最近ではゲンを担いで7種類、あるいは10種類以上の海鮮を巻いた豪華な恵方巻が増えています。

恵方巻の中身に伝統的や意味はありませんが、せっかくなので縁起よく7種類の具を巻いてみてもいいかもしれませんね。

恵方巻の具材のおすすめは?

自分で恵方巻を作る場合の具材のおすすめをご紹介します。

定番の普通の太巻きで・・・

きゅうり、かんぴょう、卵焼き、うなぎ、でんぶ、しいたけの煮つけ、えび、人参やゴボウの煮つけ、三つ葉、高野豆腐、かまぼこ、かにかまなど

海鮮で豪華にいくなら・・・

お好みの刺身

マグロ、サーモン、ハマチ、タイ、イカ、ほたて、エビなど

いくら、とびっこ、たらこ、明太子など

海鮮にひと手間加えて・・・

イカとたらこか明太子をあえたもの

まぐろ中落ちをごま油・醤油・砂糖などであえたもの

トロタク（ネギトロとたくあんなど）

洋風、子供向けにするなら・・・

棒カツ、焼き鳥、焼肉、エビフライなどのお惣菜

レタス、アボカド、カイワレなど

ハム、ツナマヨ、コーンマヨ、チーズなど

自由な発想でいろいろな恵方巻きをお楽しみくださいね。

終わりに

恵方巻の中身についてご紹介してきました。

まとめると、

ということでしたね。

お店で買うといいお値段がする恵方巻ですが、自分で作ればお財布にも優しくお好みの具材で恵方巻きを楽しむことができますね。

今年はぜひオリジナルの恵方巻で、運気をググッと上げてきましょう(`ω´)ｷﾘｯ