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新米はフライパンで炊くのがおすすめ!時短でおいしい炊飯のコツ!

秋の味覚の王様といえば、真っ白で甘~い「新米」を挙げる人も多いはず。

フワフワ、モチモチの新米を上手に炊くには、実はフライパンを使った炊飯がおすすめなんです。

炊飯器より速く美味しく、フライパンで新米を炊くコツをご紹介したいと思います。

新米をフライパンで炊く方法は?

それでは早速フライパンを使って新米を美味しく炊いていきましょう。

 

まず用意するのは、

  • 直径24~26cmくらいのテフロン加工のフライパン
  • フライパンの蓋
  • 計量カップ
  • 新米

です。

 

ご家庭でいつも使っているフライパンでOKですが、フタは必ず必要ですのでご用意ください。

 

一般的な大きさである24~26cmのフライパンでお米3合まで炊くことができます。

炊き方はとっても簡単です。

 

1、軽く研いで30分ほど水につけておいた新米と水をフライパンに入れます。

水の量は、米1合につき水180ccが目安です。

米に水が5mmほどかぶっている状態がベストです。

新米は水分が多いので、米:水が1:1がおすすめですが、水の量はお好みで調節してみてください。

 

2、フライパンの中でできるだけ平らになるように新米と水をセットしたら、フタをして強火で沸騰させます。

できるだけ手早く沸騰させるのがポイント!

沸騰までは約4分が目安です。

 

3、沸騰したら弱めの中火にして6分加熱を続けます。

フタをしたまま焦げ付かないように弱めの火で加熱していきましょう。

 

4、火をとめたらそのままフタを開けずに10分蒸らして出来上がりです。

加熱は沸騰まで4分と加熱6分でトータル10分、蒸らしが10分ですから、炊飯器よりずっと速くご飯を炊くことができますね。

 

 

沸騰するまでの時間が3分なら加熱は7分など、

沸騰するまでの時間 + 加熱時間 =10分

を目安にしてみてくださいね。

 

フライパンで炊いた新米は、時短だけでなく味もばっちり!

お米の甘味を感じられるし、ふっくらしいてとっても美味しいんです

 

でもなぜフライパンで新米を美味しく炊くことができるのでしょうか。

次章では、新米とフライパンがどうして相性ぴったりなのか、という秘密にせまっていきたいと思います。

新米をフライパンで美味しく炊けるのはどうして?

新米をフライパンで美味しく炊けるのは、フライパンだと熱が均一に素早く回るため、水分の多い新米のうま味を逃がさないからです。

 

どういうことなのか、具体的にご説明していきますね。

 

お米の味や食感は、炊飯時の加熱の段階によって引き出されるものが違います。

 

沸騰まで・・・米の硬さ、歯ごたえ

加熱中・・・ 米の甘味、粘り

蒸らし・・・水分を吸収させふっくらさせる

 

沸騰までの時間が長すぎると、お米のでんぷんが溶けだして水っぽくなってしまいます。

もともと水分の多い新米は、できるだけ早く沸騰させてお米のうま味が溶けだすのを防がなければなりません。

その点、フライパンならあっという間に沸騰させることができますので、粒の立った新米を炊くことができるのです。

 

さらに、フライパンに広げた新米には均一に熱が通りやすくなります。

むらなく加熱しながら沸騰状態を保つことができるので、短時間でも十分新米の甘みを引き出すことができるというわけです。

 

水分の多い新米の美味しさを引き出すには、短時間でしっかり加熱することが大切!

だ・か・ら・

フライパンで炊くのがおすすめ、なんですね。

 

フライパン炊飯は、もちろん新米でなくてもOKです。

炊き方も同じですが、水加減は新米よりやや多めにするなどお米の状態によって工夫してみてください。

 

短時間で美味しく炊けるフライパン炊飯は時間のない時にもぴったりですが・・・

時間がなくて浸水しないで炊いても、美味しいご飯ができるのでしょうか。

フライパンで炊飯する時は浸水しなくても大丈夫?

フライパンで炊飯する場合、浸水はしなくてもご飯は炊けます。

ただし、芯が残ったり、水っぽくなったりすることもありますので、最高に美味しいごはんが炊ける・・・というわけではありません。

 

浸水するに越したことはありませんが、とりあえずすぐにご飯が炊ければOKと考えるなら、浸水なしでフライパン炊飯するのもアリです。

 

どうしても浸水しないでフライパン炊飯をする場合は、水を多めに入れることで対応しましょう。

米1合につき200ccほどの水を入れることで、硬いご飯になるのを多少は防ぐことができます。

 

浸水しないでフライパンで炊いたご飯は、炊飯器の早炊きモードのご飯をイメージするとわかりやすいです。

 

最近の炊飯器には浸水から蒸らしまでの工程が組み込まれているものがほとんどです。

そのため、炊飯器で炊く場合には浸水も蒸らしも不要だと言われています。

 

スイッチを押せば、浸水から蒸らしまでを炊飯器がやってくれているんですね。

ですが、早炊きモードでは浸水と蒸らしの時間を無くすか、短くしてあります。

 

早炊きモードで急いで炊いたご飯が、ちょっと芯があるのに水っぽく感じられることもあるのではないでしょうか。

 

フライパンでご飯を炊く場合、加熱は炊飯器よりも短時間で済みます。

もしできれば10分でも浸水してから、水多めで炊くことをおすすめします。

終わりに

新米をフライパンで炊くことについてご紹介してきました。

テフロン加工のフライパンなら、土鍋より手入れも楽で気軽にご飯を炊くことができます。

 

一つだけ気づいたデメリットは、フライパンを使ってしまうので、炊飯中はおかずを作れなくなってしまうことでした。

とはいえ、あっという間に美味しいご飯が炊けるのはフライパンの意外な使い道です。

ぜひフライパンで新米を美味しく炊いてみてくださいね。

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