春になると甘くておいしいアスパラがたくさん出回るようになります。
お弁当やサラダに大活躍のアスパラですが、根元が固かったり筋が残ったりして、ちょっと食べにくい部分がありますよね。
しかもアスパラの1/3くらいが固い部分だったりすると、どうやって食べたらいいのかちょっと迷ってしまいませんか。
今回は、アスパラの根元はどこまで食べられるかということについて、美味しく食べるコツも交えてご紹介したいと思います。
アスパラの根元はどこまで食べられる?
アスパラは、根元まで丸ごと食べられる野菜の一つです。
根元の切り口部分を1~2cmほど切り落としたら、あとは根元から穂先まで全部食べることができます。
また、アスパラの栄養成分は主に穂先に多く含まれていますが、根元にも鉄分などの栄養が豊富に含まれています。
アスパラは、できるだけ下のほうまで無駄にせず、美味しく食べたい食材だと言えますね。
とはいえ、根元は固くて繊維が多いため、筋っぽくて食べにくいのも事実。
ついつい下の方は捨ててしまったり、皮をむきすぎてひょろひょろの筋ばかり残ってしまった・・・なんてこともよくあるのではないでしょうか。
アスパラの固い部分は皮をむけば、根元の方まで食べやすくなります。
次章では、固くて食べにくいアスパラの根元をもっと美味しく食べるコツについて詳しくみていきましょう。
アスパラの筋が残る根元も美味しく食べるコツは?
アスパラの根元や茎には繊維が多く、調理しても筋が残りやすいため、固くて食べにくいと感じることが多いもの。
そんなアスパラの固い根元部分を美味しく食べるコツは、
- 皮のむき方
- 火の入れ方
- 切り方
の3つがポイントです。
それぞれのポイントについてご紹介していきますね。
アスパラの皮のむき方は?
アスパラの下端を切り落としたら、根元から4~5cmの固い部分の皮をピーラーでむきます。
または、アスパラの真ん中あたりと根元を持ちそっと曲げるようにすると、柔らかい部分と固い部分の間でパキンと折れます。
二つの分けた後に、折れた固い部分の皮をむくようにしてもOKです。
いずれにしても、根元からおよそ4~5cmが固い部分だと覚えておきましょう。
アスパラの火の入れ方のコツは?
アスパラは実の部分は柔らかく、繊維は固い野菜です。
固い根元を柔らかくしようとしっかり下茹でしても繊維は固いままなので、実の部分だけが柔らかくなり、余計に筋っぽさを感じることになってしまいます。
固い繊維と柔らかい実を併せ持つアスパラを美味しく食べるコツは、火を通し過ぎず全体の食感を楽しむことです。
強火でさっと炒めるか、ゆでる時間をごく短時間にして、歯ごたえを味わうようにすることをおすすめします。
アスパラの根元の切り方のコツは?
アスパラの固い根元は、皮をピーラーでむいた後、繊維を断つように輪切りや乱切りにすることで、歯ごたえとコリコリした食感を楽しむことができます。
また、アスパラをピーラーでリボン状にそぐようにスライスすれば、柔らかい食感を味わうこともできます。
ピーラーは100均のものでも十分ですので、家庭に1つあると便利ですね。
終わりに
アスパラの根元はどこまで食べられるのか、ということについてご紹介してきました。
まとめ
- アスパラの根元は皮をむけばほぼ全部食べられる
- 固い部分はピーラーで皮をむく
- 火を入れ過ぎずに食感を楽しむ
- 切り方の工夫でも食べやすくなる
ちょっとした工夫でアスパラの根元まで美味しくいただきたいですね。
(^-^)
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