書類やアンケートの職業欄を書く時、専業主婦をしていると、どう書いたらいいのか迷ってしまうことはありませんか。
選択肢があれば丸をつけるだけですが、自分で記入する場合は何と書くのが正解なのか正直わからないですよね。
職業が主婦ってアリなの?
それとも収入がないから無職にするの?
今回は、専業主婦の職業欄の書き方について徹底調査してみました。
専業主婦の職業欄の書き方は?
専業主婦の職業欄の書き方は、基本的には「主婦」でOKです。
本人の収入の有無を尋ねられている場合は「無職」と書くこともありますが、「主婦=無職」という認識が一般的であるため、主婦と書いておけば問題ないケースがほとんどです。
「専業主婦」にしても問題ありませんが、「主婦」とだけ記入することが一般的です。
実のところ、専業主婦の職業欄の書き方に明確なルールはありません。
職業欄で先方が何を知りたいのかという目的によってケースバイケースで記入する、というのが正解なのです。
職業欄を記入することで求められる情報は一つではありません。
- 収入の有無
- どんな仕事なのか
- 社会的な信用
- ライフスタイル
このようにいろいろな情報を職業欄から読み取ることができるのです。
つまり、職業欄とは、
- その人が仕事で収入を得ているかどうか
- その人がどのように収入を得て生活しているのかという手段
- 社会的にどのような立場でどんな生活を送っているのか
専業主婦に収入はありませんが、職業欄に「主婦」と書くことで、家庭には一定の収入があり、社会的な生活を維持できている人という証明になるんですね。
ただし、専業主婦本人の仕事の有無を明確にする必要がある場合は、「主婦」ではなく「無職」と記入します。
ちょっとややこしいですよね(;’∀’)
選択肢があって丸をつけるだけなら簡単ですが、自分で空欄に記入しなければならない場合は、どう書いたらいいのか提出先に確認してみることをおすすめします。
ちなみに私も主婦になってけっこう長いですが、職業欄にはいつも「主婦」と書いています。
それで特に問題になったことはありませんし、無職と書き直すよう指示されたこともありません。
海外へ行く時のパスポートや出入国カードの職業欄も「HOUSEWIFE(主婦)」にしています。
出入国の際には、「無職(UNEMPLOYED)(JOBLESS)」にすると面倒なことになるので注意が必要です。
ここで求められているのは、収入の有無ではなく身分保障だということになりますね。
「職業欄」というと仕事を書かなくちゃというイメージがありますが、いっそ「身分欄」にしてもらったほうがいいケースも多いような気もします(;´・ω・)
専業主婦は職業じゃないないよね?
確かに、専業主婦は「職業」ではありません。
職業とは、生計を立てるために従事する仕事のことです。
主婦業は収入のある仕事ではないので、専業主婦は学生と同じような一つの「身分」なのです。
前章でご紹介してきたとおり、職業欄に記入する内容は、実際のところ身分を問われているケースも多いもの。
専業主婦は、職業ではなくても「主婦」と記入することも多い、というのはおわかりいただけたと思います。
でも、専業主婦が職業ではないなら、やっぱり現実には無職と同じということになるのでしょうか。
専業主婦は無職と同じ!?
専業主婦は、本人に収入はないため無職とみなされることも多々あります。
収入の有無という点から見れば、事実として専業主婦は無職ということになります。
専業主婦は職業ではないし、その他の職についていないということですからね・・・。
でもやっぱり「無職」と言われてあまりいい気がしないのは、「無職=何もしていない人」のイメージがあるからではないでしょうか。
専業主婦としてやるべきことをやっているのに無職って・・・ちょっと悲しくなってきますよね。
無職と言っても、学生、主婦、退職後、失業中、求職中など、人によって状況は様々です。
専業主婦なら、家事、育児、介護など家庭の仕事をメインにしているものの、収入にはならないだけで、決して何もしていないわけではありません。
妻「・・・。(私が作っているからよ)」
こんな笑い話もありますが、専業主婦のいる家庭では家事と仕事を完全分業をしているということです。
直接お金を稼いでいないだけに無職に分類されることもある専業主婦ですが、家族を裏方として支えていることに自信もって過ごしたいですね。
終わりに
専業主婦の職業欄の書き方についてご紹介してきました。
ぜひ職業欄を記入する際の参考にしてみてくださいね。
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- 基本的には「主婦」でOK
- 収入の有無について言えば「無職」
- 不明な場合は提出先に確認すると安心
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