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あんこはなぜ小倉っていうの?違いは何?読み方の正解はコレ!

意味・由来

甘いものって美味しいですよね。

生クリームもいいけれど、あんこには目がないんだよね~という人も多いのではないでしょうか。

あんこといえば和菓子のイメージですが、小倉アイスや小倉トーストなど、いろいろなあんこモノがありますよね。

でも、どうしてあんこのことを「小倉」と呼ぶのか、ちょっと気になりませんか。

今回は、あんこはなぜ小倉というのか、ということについてご紹介したいと思います。

ついでに「小倉」の読み方がわからなけど今さら聞けない・・・という人も、ぜひ読み進めてみてくださいね。

あんこはなぜ小倉っていうの?


あんこを「小倉」や「小倉あん」と呼ぶ名前の由来は諸説ありますが、どの説も京都の小倉山からきています。

小倉山は紅葉と鹿の名所として知られており、そのあたりの連想から小倉あんという呼び方が生まれたようです。

 

  • あんこの中の小豆の粒を鹿の模様になぞらえ、紅葉の名所である小倉山をイメージしている説

小倉百人一首5番目の和歌である、

「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」

に代表されるように、鹿と紅葉の組み合わせは、日本の秋の定番の組み合わせです。

 

  • あんこの中の小豆の粒を、紅葉の小倉山にいる鹿になぞらえた説

あんこを風景に見たてるとは・・・何とも風流な例えですよね。

 

 

  • 小倉山あたりで質のいい小豆ができるため、御所に献上された説

平安時代に「空海」が唐(中国)から小豆の種を持ち帰り、小倉山近辺で栽培したとも言われています。

 

このように、あんこを「小倉」と呼ぶのは京都の小倉山が由来になっているのです。

あんこと小倉の違いは?

あんこには3つの種類があります。

普通のあんこと小倉あんの違いというのは、種類の違いということになります。

 

つぶあん

小豆の粒をつぶさないように炊き上げ、皮を取り除かないで作るあんこ

 

こしあん

小豆を煮込んでから裏ごしして、皮を取り除き練り上げたあんこ

 

小倉あん

崩れないように煮て蜜につけた小豆をこしあんに混ぜたあんこ

 

 

小倉あんはこしあんの中に、別に煮た小豆を混ぜたものなんですね。

 

一般的には、つぶあんを小倉あんと呼ぶこともあり、小豆の食感のあるあんこを使ったスイーツを「小倉○○」としていることも多くなっています。

小倉あんこの読みは?

小倉あんこは、小倉と書いて「おぐら」と読みます。

京都の小倉山が由来となっているため「おぐら」です。

 

「こくらあんこ」とは言いませんのでご注意ください。

小倉山のおぐらあんこ、と覚えておきましょう。

終わりに

小倉あんこの名前の由来についてご紹介してきました。

まとめると・・・

・小倉あんという種類があること

・京都の小倉山が名前の由来になっていること

ということでしたね。

意味や由来を知っていると、小倉あんがより味わい深く楽しめる気がしてきませんか。
(´^ω^`)

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