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赤ちゃんにケーキはいつから?生クリームがダメな理由は?市販のケーキは?

妊娠・子育て

1歳のお誕生日やクリスマスは、子供と一緒にかわいいケーキでお祝いしたいもの。

でも、赤ちゃんにケーキって食べさせても大丈夫なんでしょうか。

今回は、赤ちゃんにケーキはいつから食べさせていいのかということについて、私の経験も交えてご紹介したいと思います。

赤ちゃんにケーキはいつから食べさせていいの?

赤ちゃんにいつからケーキを食べさせていいのかは、子供の体質や保護者の考え方次第です。

何歳からならOKという年齢的な基準はありません。

アレルギーの有無や離乳食の進み具合はもちろん、消化能力の違いや成長の速度には個人差があるため、子供の様子を見ながら判断するようにしましょう。

 

しかし一般的には、子供の消化能力が大人と同じレベルになるのは3歳ごろとされています。

アレルギー等がなければ、離乳食が進みいろいろ食べられるようになってくる1歳以降にケーキを与え始めることも多いのですが、安心なのは3歳以降が一つの目安になるかもしれませんね。

 

 

我が家には3人の子供がいますが、長女がアレルギー体質で、食べさせるものには私もかなり慎重になっていました。

私がケーキを食べた直後の母乳で子供に蕁麻疹が噴き出して、夜に救急病院へ駆け込んだこともあり・・・

1歳を過ぎたくらいで、子供にケーキのようなハードルの高いものを食べさせる気にはなりませんでした。

 

私がケーキを子供に食べさせるようになったのは、ずいぶん大きくなってから、確か4~5歳以上になった頃だと思います。

これは食べさせるチャンスを作らなかったわけではなく、子供が自分から食べたがらなかったからです。

 

子供たちのこれまでの成長を思い出すと、小さいころには子供は、自分の消化能力や体質に合わないものは自然に食べたがらないんじゃないかという気がします。

 

長女は検査で軽度の卵アレルギーと診断されていましたが、当時はケーキをはじめ卵の入ったお菓子類や食べ物は自分から食べたがらなかったものです。

成長とともにアレルギーはおさまっていき、卵が食べられるようになるにつれて、ケーキも食べるようになり、中学生になった今では卵もケーキも大好物の一つになっています。

 

赤ちゃんにケーキをあげてみて、どんどん食べたがるようなら体がちゃんと受けつけている可能性がありますし、食べたがらない場合は、まだケーキは早いか体質に合わない可能性があるのかもしれません。

 

赤ちゃんにケーキをいつからあげるかは、なるべく遅めの3歳以降が安心ですが、赤ちゃんの食べっぷりによっても判断できるのではないでしょうか。

生クリームが赤ちゃんにダメな理由は?

生クリームが赤ちゃんにダメな理由は、脂肪がたっぷりと含まれていて、赤ちゃんの消化に負担になるからです。

 

特にケーキに使われる生クリームは、脂肪に加えて大量の砂糖も含まれているため、赤ちゃんの便秘、下痢、湿疹の原因になってしまうこともあります。

 

アレルギーがなければ、ほんの少しなら食べさせてみてもOKですが、食べさせるなら植物性より動物性の生クリームをおすすめします。

 

動物性の生クリームは牛乳の脂肪分からできています。

一方、植物性の生クリームは、ヤシ油などを高温で水素と反応させて作ったもので、添加物がたくさん含まれているのです。

 

赤ちゃんに生クリームはあまりおすすめできませんが、試してみるなら動物性のフレッシュクリームを少しならOK、ということになりますね。

赤ちゃんに市販のケーキは大丈夫?

赤ちゃんに市販のケーキはおすすめできません。

市販のケーキは、たっぷりの脂肪と糖分でできています。

生クリームはもちろん、スポンジにも砂糖やバターがたくさん使われているため、赤ちゃんのお腹には負担が大きいのです。

 

誕生日やクリスマスの記念に、見栄えのいい市販のホールケーキを買うなら、赤ちゃんにとっては写真撮影用のケーキと割り切って、大人が食べるようにすることをおすすめします。

 

 

赤ちゃんにケーキを食べさせることで心配されるのは、以下のような問題です。

  • ケーキにたくさん含まれる脂肪や糖分が赤ちゃんの体によくない
  • アレルギーの心配がある
  • 虫歯になる心配がある
  • 甘い味を覚えて偏食になる心配がある
  • 食事を食べなくなる心配がある

 

赤ちゃんに初めてケーキのような「脂肪+糖でできたおいしいもの」を与えることには、誰でも抵抗があるものです。

しかし、大事なのはケーキをいつから食べさせるかということよりも、どのように食べさせるかということです。

 

初めて赤ちゃんにケーキを与えて、大人と同じ量を食べたがるだけ食べさせる人はいないと思いますが・・・

重篤なアレルギーを持っている場合は、ほんの一口が重大な事態につながる可能性も否定できません。

最初は味見程度にほんの一口あげるだけで様子を見るようにして、体調に変化があれば早めに病院へ連れて行くようにしましょう。

私は、子供に初めての食品を与える時は、小児科が診療している時間内にするようにしていました。

 

けれども、ケーキを食べても大きな問題がないようであれば、クリスマスや誕生日の特別なお楽しみとしてほんの少しケーキを食べさせてみるのは、個人的にはありだと思います。

一回ケーキをあげたからといって、翌日から毎日欲しがるだけケーキを食べさせるなんてことはありませんよね。

たった一口のケーキで、味覚がおかしくなるとか偏食になってごはんを食べなくなることを心配する必要はありません。

 

体にいいものだけを食べさせ続けるのは、現実的にはむずかしいものです。

徐々にいろいろな味を体験させていくのも、子供の成長の過程では避けては通れない道なのです。

 

欲しがらなければ当然あげなくてOKですが、ケーキを見て興味を持ったり食べたがるようであれば、様子を見ながら少しずつ味見をさせてあげてもいいかのではないでしょうか。

終わりに

赤ちゃんにケーキをいつから食べさせるか、ということについてご紹介してきました。

特に1人目はいつから何を食べさせるか、とても気になるものですよね。

赤ちゃんの育ちには個人差があり、育児の方針も人それぞれです。

自分が納得できるやり方で、マイペースに育児を楽しんでいきましょう。

(ノ ´▽`*)ノ

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