ケンタッキーフライドチキンって時々無性に食べたくなりませんか。
でも、たいてい作り置きのケースに並んでいるチキンを渡されることが多いですよね。
今回は、ケンタッキーはどうして作り置きしているのか、そして揚げたては食べられるのか、ということについてご紹介したいと思います。
ケンタッキーはなぜ作り置きしているの?
ケンタッキーフライドチキンの作り置きについて気になったので、詳しい話をケンタッキーでパートしているママ友に聞いてみました。
彼女の話をまとめてみると・・・
ケンタッキーのフライドチキンは作り置きがメインになり、注文に応じて揚げたてを用意するというルールはありません。
基本的に作り置きにする理由は、フライドチキンのケンタッキー独自の調理法によるものです。
ケンタッキーフライドチキンの調理には、トータルで35分かかります。
準備に15分、揚げるのに15分、油をきるのに5分、と厳密に決められているのです。
普通の唐揚げだったら15分もかからずに揚げることもできるし、揚げたてのアツアツをくれればいいのに・・と思いますよね。
でも、ケンタッキーフライドチキンは、圧力釜で低温で時間をかけて揚げることで、独特の柔らかい食感のフライドチキンになるのです。
あえて高温でフライドチキンの周りをカリッとさせていないため、揚げたてそのままでは油がギトギトであまり美味しくないんだそうです。
また、一度に調理できるチキンの数は18ピース以上となっています。
調理したフライドチキンを保存する時間についても、1時間25分と決められています。
時間が過ぎれば破棄しなければなりませんので、在庫をできるだけ無駄にしないように、フライドチキンを揚げるタイミングは店員さんが管理しているというわけです。
ケンタッキーでチキンを作り置きにしている理由は、
- 揚げるのに35分かかるため
- 一度に18ピース以上でないと調理できないため
- 揚げたフライドチキンの保存期間が決まっているため
ケンタッキーで揚げたてのチキンは食べられる?
ケンタッキーで揚げたてのチキンを食べられるかは、タイミング次第ということになります。
作り置きのチキンしか出せないとか、揚げたてを出してはいけないという規定はありませんが、前章でご紹介した事情があることから、注文の都度チキンを揚げて提供することはむずかしいのが現状のようです。
店舗で揚げたてをリクエストした場合、待ち時間さえ了承していれば、揚げたてを用意してくれることもあります。
しかし、作り置き分の在庫や店側の事情による判断で、リクエストしたからといって100%揚げたてを出してもらえるとは限りません。
どうしても揚げたてが食べたければ、お店の営業開始直後をねらっていくことをおすすめします。
ちなみにポテトは、頼めば揚げたてを用意してくれます。
3~5分ほど待つ時間があれば、揚げたてポテトを食べることができますよ。
ケンタッキーの電話予約は揚げたてを注文できる?
あらかじめ電話予約を入れておく場合でも、揚げたてのフライドチキンを作ってもらえるかは、店側の判断次第となっています。
チキンの調理時間に関してだけなら、来店時にリクエストするよりは、電話予約の方が時間に余裕があるため、受け付けてもらえることが多いようです。
しかし、これも状況によりけりで、電話で事前に予約をしていても、必ず揚げたてを用意してもらえるということではないようです。
受け取り希望の1時間以上前に、10ピース以上のチキンを予約する場合などは、予約分だけ新たにチキンを揚げてもらえることもあるかもしれません。
一回の調理で、チキンは18ピース以上揚げることになっているからです。
けれども、1~2ピースの予約では、余ったチキンは作り置き用になってしまいますので、わざわざ揚げてもらえるかどうかはその時の状況次第です。
また、クリスマス時期など、混雑する時には揚げたてのリクエストはむずかしいでしょう。
店の状況によって電話予約をしても揚げたてを断られることがあるのは、仕方のないことかもしれませんね。
実際に揚げたてのチキンを電話予約できるかどうかは、ご利用の店舗に問い合わせてみることをおすすめします。
終わりに
ケンタッキーフライドチキンの作り置きについてご紹介してきました。
揚げたてを食べられるタイミングはなかなかなさそうですが、せっかくなのでアツアツの揚げたてを食べてみたい気もしますね。
今度、揚げたてのチキンを求めて朝イチでケンタッキーに行ってみてはいかがでしょうか。
ヾ(*・∀・)/
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