ほんのり甘いかぼちゃは、煮物からスイーツまで幅広く使える人気の野菜です。
家庭でも出番の多いかぼちゃですが、皮を洗ってから使ったほうがいいのか、そのまま使ってもいいのかちょっと気になりませんか。
今回は、かぼちゃは調理する前に洗うのか、ということについてご紹介したいと思います。
かぼちゃは調理する前に洗った方がいいの?
結論から言いますと、かぼちゃは調理前にしっかり洗うことをおすすめします。
かぼちゃの皮には、
- 土や虫などの土壌でつく汚れ
- 残留農薬
- 人の手による汚れ
などのいろいろな汚れが着いています。
スーパーで買ったかぼちゃであれば、土や虫が着いていることは稀かもしれません。
けれども、現代の野菜で完全無農薬ということはほぼありませんので、皮には農薬が残留しています。
また、かぼちゃが収穫されてから私たちのキッチンにやってくるまでには、たくさんの人たちがそのかぼちゃを触っているのです。
残念ながらあまりきれいとは言えませんので、かぼちゃはしっかり洗ってから調理しましょう。
かぼちゃの洗い方ですが、基本的には手でこするようにしながら水洗いします。
汚れを十分落とすには、30秒以上は洗った方がいいでしょう。
よりきれいに洗いたい場合は、たわしを使って洗ってもいいですね。
かぼちゃの皮は生の状態だと固くて丈夫なので、ゴシゴシ洗ってしまってOKです。
かぼちゃに限らず、野菜を洗うと栄養成分が流れてしまうのでは?という心配もあるかもしれません。
確かに、洗ったり火を通したりする過程で失われる栄養素もあります。
とは言え、洗わずに多少の栄養成分を残したとしても、残留農薬や汚染物質まで残ったままでは本末転倒というもの。
野菜や果物には皮に栄養があると聞くことも多いですが、皮ごと食べる場合にはしっかりと洗ってから・・・というのが鉄則です。
水洗いだけでは落ちない汚れが心配な場合は、このような洗剤を使ってみてもいいですね。
▼油のような汚れが浮いてくると話題 野菜・果物用洗剤▼
4分の1カットのかぼちゃは洗う?
スーパーでかぼちゃを買う時には、丸ごとよりも4分の1にカットされたものがよく売られていますよね。
カットされたかぼちゃも、できれば洗ってから調理するようにしましょう。
近所のスーパーの野菜コーナーでパートをしているママ友に聞いてみたのですが、4分の1カットのかぼちゃは、カット後洗わずにラップして売り場に出していると言っていました。
4分の1カットのかぼちゃは実の部分も水洗いしてしまうことにはなりますが、皮を中心に洗うようにします。
かぼちゃは加熱して食べる野菜ですので、多少水に濡れても風味に影響はありません。
私もカットかぼちゃは、皮部分を洗ってから使うようにしています。
切り口があまりきれいでなかったり、乾燥している時は、その部分を薄く切り落として使うこともあります。
ワタを取り除いてから、全体を洗ってしまうこともありますね。
かぼちゃを洗うのを忘れたらどうする?
忙しくてバタバタしていたら、かぼちゃを洗うのを忘れて煮物にしちゃった!なんてこともあるはず。
ご説明してきた通り、かぼちゃは洗ってから調理した方が安心なのですが、かといってそこまで神経質になるほどではありません。
たとえ洗っていなくても、加熱してしまえば汚れの影響はそれほど心配しなくて大丈夫です。
残留農薬にしても国の基準で体に影響が出ないとされる量しか使われていませんので、たまたま洗わずに食べたからといって気にしすぎる必要はないでしょう。
かぼちゃの汚れのせいで、お腹を壊したり体調が悪くなるという可能性は低いですので、捨てたりせずに美味しく食べちゃってください♪
終わりに
かぼちゃは調理前に洗うべきか、ということについてご紹介してきました。
- かぼちゃはしっかり洗った方が安心
- 洗い忘れても捨てるほど危険なわけではない
かぼちゃを料理に使う時の参考にしてみてくださいね。
コメント