インフルエンザにかかって部屋にこもっていた場合、室内のウイルスが心配ですよね。
治ったのはいいけど、家族に感染させないために、掃除や布団はどうしたらいいのでしょうか。
今回は、インフルエンザ後の部屋の除菌についてご紹介したいと思います。
インフルエンザ後の部屋は除菌する?
インフルエンザ後の部屋は、基本的には十分な換気をするだけでOKです。
特別な除菌や消毒は必要ありません。
インフルエンザウイルスには、感染力が非常に強い反面、人の体から出てしまうと生存力は弱いという特徴があるからです。
感染者の咳やくしゃみで飛沫となって室内にまきちらされたウイルスは、布団や床にゆっくりと落ちて数時間から一日で失活します。
換気で窓を開けるだけでも同様にウイルスを失活させることができますので、除菌スプレーなどを使わずに放っておいても問題ありません。
インフルエンザ後はしっかりと換気をして、部屋の空気を入れ替えるようにしましょう。
どうしても気になる場合は、ドアノブや階段の手すりなど、手で触ったところをアルコール除菌してもいいですね。
除菌はしなくても大丈夫ですが、気分的にきれいになったという安心感があるので、余裕があれば拭き掃除をするとすっきりするのではないでしょうか。
インフルエンザ後の掃除はどうする?
インフルエンザ後の掃除は、普段通り掃除機をかけて、汚れが目立つところの拭き掃除をするくらいでOKです。
ウイルスは失活していますので、除菌目的ではなく、寝こんでいる間にたまったほこりを掃除する、というスタンスでいきましょう。
空気の入れ替えが一番大事ですので、十分換気をしながら普通に掃除すれば十分です。
部屋がきれいになると、心身ともにすっきりしますね。
インフルエンザ後の布団はどうする?
インフルエンザ後の布団は、天日に干してシーツを洗いましょう。
布団の丸洗いや高温殺菌は必要ありません。
ウイルスは失活していますが、寝ている間の汗や鼻水などがしみこんでいるため、清潔にすることが目的です。
寝巻やタオルなど、インフルエンザ感染中に使っていた衣類も、普通に洗剤で洗濯すればウイルスはなくなります。
それでも感染が心配な場合は、念には念を入れて家族の洗濯物とは分けて洗うと安心ですね。
ただし、布団や洗濯ものをきれいにした後に咳やくしゃみをすることで、体内に残っているインフルエンザウイルスがまた付着してしまう可能性もあります。
部屋の掃除や布団干しは、無理をせずにインフルエンザがすっかりよくなってからにすることをおすすめします。
終わりに
インフルエンザ後の部屋の除菌についてご紹介してきました。
インフルエンザウイルスは強力なイメージですが、換気で退治することができるなんてちょっと意外な気がしませんか。
体調がよくなったらお天気のいい日に部屋の空気を入れ替えて、ゆっくりいつもの生活に戻っていってくださいね。
お大事に・・・(*^-^)
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