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インフルエンザの予防接種は大人も2回必要?なぜ?効果に違いは?

インフルエンザ

インフルエンザの予防接種を受けに行ったら、大人でも2回接種を勧められたことはありませんか。

2回接種は子供だけじゃないの?

大人でも2回受けないと効果がないの?

今回は、インフルエンザの予防接種は大人も2回必要なのか、ということについてご紹介したいと思います。

インフルエンザの予防接種は大人も2回必要?

インフルエンザの予防接種は、大人の場合、1回でも2回でも効果はさほど変わりないとされています。

13歳未満の子供は2回接種が基本ですが、高齢者を含む大人の場合は1回接種が主流です。

 

13歳歳未満の2回接種、65歳以上の1回接種については、インフルエンザの予防・軽減効果が報告されています。

しかし、大人のインフルエンザ予防接種の回数については、1回でいいのか2回がいいのかというはっきりとした統計的データはありません。

 

大人のインフルエンザ予防接種は、

・1回でも効果が期待できる説

・2回の方が抗体が強くできる説

の両方があり、医師の考え方によって方針が異なります。

 

大人のインフルエンザ予防接種は1回が基本ですが、2回した方がより高い効果が期待できると判断される場合には、2回接種を勧める医療機関もあるようです。

 

インフルエンザの予防接種を何回受けるかは、医師とよく相談の上で決めるようにしましょう。

インフルエンザの予防接種を2回するのはなぜ?

インフルエンザの予防接種は、元々は2回接種が基本でした。

 

しかし、

・アレルギーがある場合2回目の接種で副反応が出やすいこと

・ワクチンが不足した際に、1回でもある程度の効果があるなら1回でいいのでは?という議論が広がったこと

から、今では大人は1回接種が基本となっているのです。

インフルエンザの予防接種を2回した時の効果は?

予防接種を2回受けるのは、1回目の接種でできた抗体が、2回目のワクチンが入ることで免疫機能がより高まり、強い抗体ができることを期待しているからです。

 

この仕組みを「追加免疫効果=ブースター効果」と言います。

インフルエンザの予防接種は、2回受けることでブースター効果が認められるとされています。

 

それなのに大人の場合、インフルエンザの予防接種が1回でもOKとされているのはなぜでしょうか。

 

その理由は、13歳以上になる頃には、似たような型のインフルエンザに数回罹患したことがあったり、予防接種を受けていたりすることで、インフルエンザウイルスに対する基礎免疫があると考えられるからです。

基礎免疫があることで、1回の予防接種でも十分な抗体を得ると期待されるということです。

 

とはいえ、医師や看護師などは経験上、1回より2回の方が効果が高いと感じている場合も多く、医療関係者は2回の予防接種を受けているという話もあります。

 

予防接種の有効性そのものが確実なものではありませんが、家族に病人や受験生がいるなど、できる限りインフルエンザにかかりたくない状況は多いものです。

少しでも高い効果が期待できるなら、大人でもインフルエンザの予防接種は2回受けた方が安心なのかもしれませんね。

 

終わりに

インフルエンザの予防接種を大人も2回受けた方がいいのか、ということについてご紹介してきました。

インフルエンザにはできるだけかかりたくないものですが、大人が2回接種するのは金銭的にも時間的にも厳しいことも事実です。

大人が何回インフルエンザの予防接種を受けるかは、最終的には個人の判断です。

予防接種以外にも、手洗いや栄養・睡眠をしっかりとることを徹底して、元気に流行シーズンを乗りきっていきましょう。

o(*^▽^*)o

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