七夕って子供がいると盛り上がる行事ですよね。
幼稚園や保育園で笹飾りを作ってくることも多いですし、親子で七夕飾りを作るご家庭もあると思います。
でも一生懸命作った七夕の笹飾り、片付けるのはもったいないような気がしてしまいませんか。
七夕飾りっていつどうやって片づけたらいいの?
子供の書いた短冊も処分するのも悲しいし…
今回は七夕の笹飾りの片付けについて詳しくご紹介していきたいと思います。
七夕の笹飾りの片付けはどうする?
七夕の笹飾りの片付けは、残念ながらゴミとして処分するのが現実的な方法です。
昔からの風習としては、川や海へ流して神様に願い事を届ける意味を持つ「七夕送り」というやり方がありました。
笹飾りは川へ流すものだ、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
一方、川や海へ流すのではなく、火で燃やすことで願い事を煙にして神様に届けるという風習もあります。
七夕をはじめとする年中行事の風習は、地域によって様々なスタイルがあるんですね。
こういった古来のやり方で笹飾りを片付けられたらいいのですが、実際にはむずかしいですよね。
川や海へ流してしまったらゴミの不法投棄になってしまいますし、火を燃やすことが禁止されている自治体も多いです。
もしお住まいの地域で許可されていて、お庭などで火を燃やすことができるなら、ご自分で焼いてももちろんOKです。
お正月のどんど焼きのように神社で集めて一斉に焚き上げる、という風習はほとんどありません。
神社としても持ってこられても困ると聞いたことがありますが、どうしてもの場合は神社に問い合わせてみてください。
現代の環境を考えると、やはり七夕の笹飾りはゴミとして片づけることになることがほとんどです。
可燃と不燃に分けて小さくして処分するようにします。
そのまま捨てるのが気になる場合は、白い袋にきれいに納めてからゴミ袋に入れるといいでしょう。
七夕飾りの片付けの時期は?
七夕飾りを片付ける時期は、古来の風習では七夕の日の夜とされています。
前章でもご紹介した七夕送りですが、その日のうちに七夕飾りを片付けて川や海へ流していたそうです。
有名な仙台七夕まつりでも、最終日の夜21時を過ぎると大がかりな片付けが始まります。
七夕飾りはその日のうちに片付けるというのが一般的な説なんですね。
ただし片付けの時期にも地域性があり、必ずしも当日中に片づけなくてはいけないというルールがあるわけではありません。
無病息災を願って一年間七夕飾りを保管しておく地域もあるんだとか。
一年もとっておくことはないにしても、七夕が過ぎても何となく飾ってあったり、片付けるタイミングがなかったりすることも多いのではないでしょうか。
風習を重んじるなら当日中に七夕飾りを外すことをおすすめしますが、川や海へ流すこともできない時代です。
うちではゴミ回収のタイミングで片付けていました。
∑(; ̄□ ̄A
何だか味気ない気もしますが、時代が変わればやり方も変わるということで・・・
七夕飾りの片付けの時期は、各自のタイミングでいいのではないでしょうか。
七夕飾りの短冊の処分はどうする?
七夕飾りの笹は処分するとしても、子供の作った飾りや短冊をゴミにして捨ててしまうのはちょっと悲しいですよね。
そんな時には短冊や気に入った飾りだけとっておいてはどうでしょうか。
短冊をとっておいたからといって願い事がかなわない、なんてことはないと思います。
そのままアルバムに貼ったり他の作品と一緒にしておいてもいいですし、写真にとってデータで保存すれば場所もとらずにおすすめです。
うちでは幼稚園で初めて書いた短冊は、幼稚園時代の作品と一緒に保管してあります。
毎年とっておくのはモノが増えるしキリがないかもしれませんが、思い入れのある短冊だけでもとっておくと、後から見返した時にいい思い出になりますよ。
もし短冊も処分したいけど他のゴミと一緒にするのは気が引けるという場合は、短冊だけ白い袋や紙に入れて処分してくださいね。
終わりに
七夕の笹飾りの片付けについてご紹介してきました。
片付けのタイミングがなかったり、子供が見ている前で捨てるのもちょっとやりにくいかもしれません。
でもたとえゴミに出しても、神様に届けるという気持ちがあれば願いはかなうと思いませんか。
今年短冊に書いた願い事が叶いますように(*’-‘)b OK!
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