七五三は、子供の成長のお祝いをする節目の行事です。
神社にお参りに行く場合、地元の氏神様でなければいけないのでしょうか。
今回は、七五三のお参りをする神社はどこにしたらいいか、ということについてご紹介したいと思います。
七五三の神社は氏神様にすべき?
七五三の神社は、本来は氏神様のところに行くべきですが、自分たちで決めた神社でお参りをしても問題はありません。
七五三のお参りの意味は、神様に子供の成長の感謝と報告をし、これからも健やかに過ごせるにように祈願することです。
本来の意味から考えると、七五三は氏神様に行ってお参りすることが筋だと言えますね。
しかし、最近では七五三の意味も、神事というよりも、子育てのイベントとしての意味合いが強くなってきています。
普段からよほど信心深い人でない限り、七五三の時にどこでお参りをしてもそれほど気にする必要はないでしょう。
昔は、遠方への引っ越しや移動手段がほとんどありませんでした。
誰でも生まれた場所で七五三を迎えることが当たり前だった時代です。
神社にお参りに行くということは、そのまま氏神様のところに行くという意味だったのでしょう。
現代では、引越しや転勤で住所が変わることも普通ですし、ちょっと離れた神社へも車や電車で簡単に行くことができます。
七五三のお参りは絶対に氏神様でなければならない、という決まりはありません。
どこで七五三をするかは、最終的には個人の判断となります。
どこの神社でもOKだとしても、しきたりや習慣に従って氏神様にお参りしたい、ということもあるでしょう。
けれども、引っ越したばかりだったりすると、お住まいの地域の氏神様がどこなのかわからないこともありますよね。
近所の人や町内会で聞いてみるのも一つの手段ですが、各都道府県の神社庁で教えてもらえます。
必要に応じて、下記でご確認上問い合わせてみてくださいね。
七五三の神社はお宮参りと同じところにする?
しきたりにこだわるなら、七五三の神社はお宮参りと同じ氏神様にすべきですが、こちらもそこまで気にする必要はありません。
お宮参りや七五三など、子供の成長の節目に氏神様にお参りして、御礼と報告をするのが本来のやり方ではあります。
しかし、現代では同じ神社にお参りできない状況も多々あります。
しきたりや習慣にとらわれすぎず、無理のない範囲で、行ける神社でお参りをすればOKです。
どうしても同じ神社に行けないことが気になる場合は、お宮参りをした神社にお参りして、これまでの御礼と七五三は他の神社に詣でることを報告しておきましょう。
七五三の神社は地元じゃなきゃダメなの?
七五三の神社は地元でなくても問題ありません。
地元の氏神様でなく、多少遠くても有名で大きな神社に七五三参りに行く人は大勢います。
大きな神社は、七五三の時期には大変混み合っていますよね。
ある有名神社から、私のうちに七五三のダイレクトメールが届いたこともあります。
どこの神社に行くにしても、要は気持ちの問題です。
自分たちが七五三を祝うのにふさわしいと思う神社で、自由にお祝いすればいいのではないでしょうか。
終わりに
七五三のお参りをする神社をどこにするか、ということについてご紹介してきました。
子供のお祝いとなると、神社選び一つとっても、いろいろと心配になってしまうものです。
悩んだり迷ったりしつつも、記念に残る素敵な七五三になることをお祈りしています。
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