離乳食が始まると、赤ちゃんも麦茶を飲むようになることが多いものです。
赤ちゃん用の麦茶も売っているけど、自分と同じ麦茶でよければ無駄にもならないし助かりますよね。
赤ちゃんに飲ませる麦茶って大人用でもいいの?
煮出し方や薄め方のコツは?
今回は赤ちゃんの麦茶の作り方についてご紹介したいと思います。
赤ちゃんの麦茶は大人用でOK?
赤ちゃんの麦茶は大人用でOKです。
麦茶はノンカフェインで、大人用と赤ちゃん用の違いは濃さが違うだけで成分は変わりません。
いつから大人用をあげていいのか気になるかもしれませんが、最初から大人用の麦茶をあげても問題ありません。
赤ちゃんに麦茶をあげ始めるのは離乳食が始まる頃が目安ですが、母乳やミルクを飲んでいれば水分は足りています。
赤ちゃんが麦茶を飲むのは、主に食事の後に口の中をきれいにして虫歯を予防するためになります。
無理にたくさん飲ませる必要はありませんので、ちょっとずつ慣れるように飲ませていきましょう。
また麦茶を薄めてあげるように、とよく言われますが、大人と同じ麦茶が赤ちゃんの体に悪いというわけではありません。
麦茶の苦味をいやがる赤ちゃんも多いので、薄めてあげると飲みやすいという味の問題です。
赤ちゃんの様子を見ながら、麦茶を薄めてあげるようにしてみましょう。
麦茶は赤ちゃんでも飲める飲み物ですが、体を冷やす効果が高いこと、雑菌が繁殖しやすく傷みやすいことなど、気をつけなければならない点もあります。
冷たい麦茶はお腹を冷やしてしまうので、赤ちゃんには温かくしてあげるようにします。
また水出しでは雑菌が繁殖しやすいので、煮出して作る方がおすすめです。
煮出し方にもいくつかポイントがあります。
次章で詳しくみていきましょう。
赤ちゃんの麦茶の煮出し方は?
小さい赤ちゃんにもおすすめの麦茶の煮出し方をご紹介します。
2、沸騰したらふたを開けた状態でさらに15分以上煮立てる
3、麦茶のティーバッグをいれて3~5分煮立てる
4、火を止めたらティーバッグを取り出す
5、氷水ですぐにやかんごと冷やす
6、荒熱がとれたら冷蔵庫へ
まず白湯を作ってからティーバッグを入れるのがポイントです。
弱火から白湯を作ることで、水のクラスターが小さくなり体に吸収されやすくなるのです。
煮出しでは煮沸するので消毒効果が期待できますが、消毒効果のある塩素もとんでしまうため、出来上がった後に常温で置いておくと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
できるだけ素早く冷やして、必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
麦茶のポットも煮沸消毒しておくとさらに安心ですね。
麦茶の消費期限は冷蔵庫で2~3日と言われていますが、赤ちゃんにあげる場合は毎日新しいものを作ることをおすすめします。
赤ちゃんの麦茶の薄め方のコツは?
赤ちゃんに麦茶を薄めてあげる時は、苦味をいやがらないよう最初は4~5倍に薄めてあげてもいいでしょう。
慣れてきたら2~3倍に薄めると飲みやすいようです。
冷たい麦茶はお腹によくありませんので、冷蔵庫から出した麦茶を沸かしたお湯で薄めると、温度もちょうどよくなりおすすめです。
煮出しの時間を短くして、最初から薄めに作っておくこともできます。
その場合は、飲ませる分だけもう一度沸かしたり、電子レンジで温めるといいでしょう。
一つ注意したいのは、湯冷ましで麦茶を薄める場合です。
湯冷ましは沸騰させることで塩素がとんでいるので、雑菌が繁殖しやすくなっています。
煮出した麦茶と同様、湯冷ましも常温で保存するのは控えるようにしてください。
時間がたった湯冷ましで麦茶を薄めるのもやめておいた方がいいでしょう。
終わりに
赤ちゃんに大人用の麦茶を飲ませることについてご紹介してきました。
赤ちゃん用の麦茶を用意してもいいのですが、大人と同じ物でよければ楽だし節約にもなりますよね。
子育ては忙しいものですからできるところはうまく手を抜いて、赤ちゃんの成長を楽しんでいきましょう=*^-^*=
コメント