肩こりや頭痛はつらいものですが、同時に首の痛みに悩んでいる人も多いものです。
マッサージや湿布をしてもよくならない痛みは、つらいだけでなく何かの病気ではないかと心配になることもあるのではないでしょうか。
今回は、首の左後ろの痛みの原因や治療について、私の体験談をご紹介したいと思います。
首の左後ろが痛い!私の場合は?
慢性的な肩こりで頭痛持ちの私ですが、ある時期から、首の左後ろの痛みを感じるようになりました。
首の左後ろから耳の上の方にかけて、ズキズキするような痛みがあり、手でおさえると少しよくなる、といった状態が続きました。
左側だけの痛みというのも何だか気になり、病院で診てもらうことにします。
近所の整形外科へ。
レントゲンをとり、診察してもらった結果は
「ストレートネックだね。でも、脳神経までいっちゃってる可能性もありそうだから、脳神経外科でも診てもらったほうがいいと思うよ。」
とのこと。
ちょっ・・脳神経って・・・それってかなりこわいんですけど∑(゚□゚;)
ストレートネックとは、本来の首のカーブがなくなりまっすぐになることで、頸椎に無理な力がかかってしまう状態です。
私の首はストレートネックになっているようで、頸椎の負担が脳神経の痛みになっている可能性があるということだったのです。
脳神経外科の紹介状をもらって、後日診察を受けることになりました。
痛みが強いならブロック注射もあるけど・・・言われましたが、とりあえず我慢できないほどではなかったため注射はせずに終了。
リハビリルームで電気をかけたり、簡単なストレッチを教えてもらい、薬局で薬をもらって帰りました。
処方されたのは、痛み止め、筋弛緩のお薬、湿布です。
しばらくはリハビリに通いつつ、自宅でもストレッチをして、脳神経外科の先生の診断を仰ぐということになりました。
首の後ろの痛みの原因は?
後日、脳神経外科へ。
問診の後、心電図、脳と心臓のCT、血圧測定、血液検査を受けました。
脳と心臓の機能を一通り調べた結果、
・脳の血流が少し悪くなっていること
・首の左後ろの痛みの原因は「大後頭神経痛」であること
がわかりました。
大後頭神経痛とは、首から後頭部を通って頭のてっぺんまで続く「大後頭神経」に痛みを感じる症状です。
痛みが縦に走ることが特徴で、左側だけ、右側だけといった場合も多いようです。
大後頭神経痛の原因は、
・姿勢
・ストレス
・低気圧
などですが、最近ではスマホやパソコンをみる姿勢の悪さが原因になっていることが多いそうです。
私の場合も、姿勢の悪さからストレートネックになり、それが大後頭神経痛を引き起こしていたというわけですよね。
首の左側が痛いのは、左の大後頭神経が圧迫されるような姿勢を続けていたり、体の左右バランスが傾いていることからくる歪みが原因になっているからなんですって。
とりあえず、大きな病気が原因になっているわけではなさそうなので、その点は一安心といったところです。
首の後ろの痛みの治療は?
私の場合、首の後ろの痛みは「ストレートネックの負担からくる大後頭神経痛」が原因でしたので、治療方法は痛みをコントロールしつつ、姿勢に気をつけていくというものでした。
痛み止めの薬をもらい、姿勢改善のストレッチがのっているプリントを渡されます。
軽い運動やストレッチで、血流をよくしたり、姿勢を矯正していくことで、首の後ろの痛みも軽減していくということですね。
改めて気をつけてみると、確かに私って猫背でパソコンに向かっていることが多いなと感じます。
姿勢はほぼ無意識のくせのようなものですので、治していくのは大変ではありますが、今後もっとひどい病気になったりしないように体は大切にしていかなければいけませんね。
終わりに
首の左後ろが痛い時の、私の体験談についてご紹介してきました。
首の痛みには、大きな病気が原因になっている可能性もあります。
痛みがある時には我慢したり、自己判断せずに、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。
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