ご飯に混ぜるだけで美味しいちらし寿司が作れる「ちらし寿司の素」。
便利で長持ちするレトルトのちらし寿司の素ですが、ついうっかり賞味期限切れになってしまうことも多いものです。
今回は、ちらし寿司の素は賞味期限切れでも食べられるのか、ということについてご紹介したいと思います。
ちらし寿司の素は賞味期限切れでも食べられる?
ちらし寿司の素は、賞味期限切れになっても食べることができます。
賞味期限とは、レトルト食品や缶詰などの長期保存できる食品を、美味しく食べられることが保証された期限のことです。
未開封で、決められた保存方法を守った場合、賞味期限内はもちろん、期限を過ぎても食べることができるのです。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。色やにおい、味などをチェックして異常がなければ、まだ食べることができます。
賞味期限を過ぎると、風味が変化していくことはありますが、食べられる品質は長期間保たれるわけです。
生鮮食品などに設定されている消費期限と違い、賞味期限は食べられるかどうかよりも、美味しいかどうかが問題になる期限だということですね。
賞味期限切れのちらし寿司の素を食べるか食べないか、どのくらいまで過ぎたものなら食べるかというのは、個人の感覚で判断することになります。
賞味期限が一日でも過ぎたら食べない人もいれば、数カ月あるいは数年たっても食べる人まで、判断基準は様々です。
また、保存状態によっては、風味だけでなく安全面においても劣化してしまう可能性がないわけではありません。
賞味期限切れのちらし寿司の素を食べるかどうか判断する際には、
- 袋が膨らんだり、破損していないか
- においや色はどうか
- 食べてみて味はどうか
など、自分の五感を頼りにチェックしてみてください。
いきなりたくさんのご飯に混ぜてしまう前に、一口分だけちらし寿司の素を混ぜてみて試食してみると、無駄を出さずに済みますね。
また、賞味期限切れのちらし寿司の素を食べることが不安だったり、お腹を壊しやすくて心配しながら食べるようなことは控えた方がいいでしょう。
ちらし寿司の素に問題がなくても、心配しながら食べることで、体調が悪くなってしまうかもしれません。
本当に体調を崩してしまったら、病院代の方が高くつくことも・・・。
賞味期限の切れたちらし寿司の素は、味やにおいを確認した上で、食べるなら自信を持って美味しく食べるようにし、ちょっとでも不安なら食べないでおくことをおすすめします。
賞味期限切れっていつまで大丈夫なの?
ちらし寿司の素は賞味期限切れになっても、味が大丈夫なら食べられるということがわかりました。
ちらし寿司の素のようなレトルト食品は、加熱殺菌して真空状態で保存しているため、未開封であればかなりの長期間保存できるものです。
空気に触れたり、微生物が侵入したりしない限り、食品の安全性が損なわれることはありません。
理論上は、賞味期限が切れても風味が変わっていくだけで、いつまででも食べることはできるということになります。
ですが、レトルト食品も保存する環境によっては、味が落ちるだけでなく、品質の劣化が起こる可能性が否定できないものです。
高温多湿の場所や温度変化の激しい環境で保存していた場合、安全面にも問題が生じているかもしれません。
また、ちらし寿司の素は酢を使っていることから腐りにくいイメージがありますが、加工食品である以上、絶対に劣化しないということはありません。
いつまででも食べられる・・・と言っても、実際にはいつごろまでを目安にしたらいいか、気になるところではないでしょうか。
そこで、記載された通りの方法で保存した場合において、賞味期限切れになっても安全に食べられる期限の一つの目安として、次のようなデータをご紹介します。
以下は、各社のちらし寿司の素の賞味期限までの期間です。
永谷園 すし太郎 黒酢入り:15カ月
永谷園 すし太郎 彩りちらし 4人前:365日
ちらし寿司の素の賞味期限までの期間は、だいたい1年から1年半くらいということですね。
そして、賞味期限の設定は、通常保存で1.5倍ほど長く保存しても品質が保たれる期間をもとに、余裕をもって設定されていることが多いようです。
つまり、ちらし寿司の素は賞味期限から6カ月あるいは9カ月ほど過ぎたとしても、品質を保ったまま食べることができる可能性が高いと言えます。
味やにおいをチェックして判断することが前提ですが、だいたい賞味期限から半年過ぎるくらいまでなら、美味しいままで問題なく食べられる期間だと判断できそうです。
半年までは絶対大丈夫!とは言えませんが、一つの目安として参考にしてみてくださいね。
終わりに
賞味期限切れのちらし寿司の素は食べられるのか、ということについてご紹介してきました。
簡単にまとめると・・・
- ちらし寿司の素は賞味期限切れでも食べられる
- 賞味期限とは美味しく食べられる期限
- 劣化している可能性もあるので、においや味見でチェック
- いつまででも食べられるが半年を一つの目安にしてはどうか
ということでした。
食品はできるだけ無駄にせず使い切りたいものですが、決して無理はせずに、美味しいちらし寿司を味わってくださいね。
コメント