暑い夏もあっという間に過ぎ去り、気づけば秋もすっかり深まってきました。
朝晩冷え込むことが多くなってくると、そろそろ暖房が恋しくなりますね。
でも、節電のこともあるし、あまり早くから暖房を使うのは気がひける・・・なんて感じていませんか。
今回は、暖房はいつからつけるかということについてご紹介したいと思います。
暖房はいつからつける?
暖房をいつからつけるかは、11月に入ったころが一つの目安となります。
11月になると平均気温がグッと低くなり、室内でも寒いと感じる日が増えてくるからです。
寒冷地ではもっと早いうちから暖房が必要になりますが、その他の地域でも11月になると寒いと感じる人が多くなるようです。
とは言え、暖房は一律で11月からつけましょう、というわけにはいかないのがむずかしいところです。
体感温度はお住まいの地域、住環境、年齢、性別、体調などによって、かなりの個人差があるからです。
暖房をつける前に、厚着をすることで相当冷え込むまで乗り切れる人もいる一方、室内ではシャツ一枚で過ごせるように暖房をガンガンつけるのが好きな人もいます。
暖房をいつからつけるかは、結局は個人の判断で寒いと感じたら・・・ということになります。
服装で防寒をしても寒いと感じたら、無理をせず暖房をつけるのは、健康のためにも大切なことです。
それでも、電気代も気になるし、あまり早い時期から暖房をつけるのは気がひけるということもあるでしょう。
次章では、暖房をつける気温の目安についてご紹介していきます。
暖房は何度でつける?
暖房をつける気温は、15℃以下を目安にすることが多くなっています。
暖房の推奨設定温度が20℃ですから、気温15℃以下は寒いと感じる気温だと言えるでしょう。
実際には、室温が20℃くらいでも、じっとしていると何となく肌寒いと感じる人も多いのではないでしょうか。
気象庁のデータから過去3年間の東京の月別平均気温をみてみましょう。
10月 | 11月 | 12月 | |
2015年 | 18.4℃ | 13.9℃ | 9.3℃ |
2016年 | 18.7℃ | 11.4℃ | 8.9℃ |
2017年 | 16.8℃ | 11.9℃ | 6.6℃ |
11月に入ると15℃を下回る日が多くなり、朝晩は冷え込むようになります。
やはり暖房をつけるのは、11月の寒い日から、ということになりそうですね。
また、冷えは万病の元と言われるように、寒さを我慢しすぎることで体調を崩すことも少なくありません。
肩こりや風邪はもちろんですが、温度差が原因となる「ヒートショック」による疾病も、例年11月から発症率がアップしています。
参考資料>>東京都23区における入浴中の事故死の推移 「入浴中の死亡者数の推移(月別・性別)PDF」
暖房をつける際には、室温を暖かくするだけでなく、室内になるべく寒暖差を作らないことも大切になってくるのです。
気温や室温の目安以外にも、暖房を使いたくなる度合いを表す「暖房指数」も発表されています。
暖房指数も参考にしながら、無理せず暖房を使うようにしましょう。
暖房器具を出すタイミングは?
ストーブやこたつ、ホットカーペットなどの暖房器具を出すタイミングは、寒くなってきたなと感じ始めてから、本格的に寒くなる前に準備することが多いようです。
秋も深まってくると、ある日突然冷え込むことも多いものです。
暖房をつけ始めることの多い11月、寒い地方では10月になったら暖房器具を出しておいてもいいでしょう。
まだ早いかな、と思うタイミングでも、時間のある時に余裕をもって暖房器具をスタンバイしておくと安心ですね。
私の自宅は日当たりが悪く、断熱性の低い家に住んでいるので、10月の半ばにはホットカーペットを出しました。
11月現在、朝晩の冷え込む時間にはホットカーペットを使っています。
毎年、真冬はガスファンヒーターを18℃設定で使っています。
寒い地域のおうちの方が、断熱性が高く、室内は暖かいと言われてるようです。
東京の我が家の冬は、相当寒い方かもしれません・・・。
終わりに
暖房をいつからつけるかということについてご紹介してきました。
簡単にまとめると・・・
気温が急激に下がってくる11月以降
気温15℃以下
などを目安に、寒いと感じるようになったら無理せず暖房をつけてOK
暖房器具も寒くなる前に準備しておくと安心
ということでした。
暖房をつける室温については、若い人は20℃以下でつける人が最も多く、年配になると10℃以下でしかつけないという人が最も多いんだとか。
体調を崩す前に、あまり無理をせず暖房を上手に使っていきましょう。
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