いまや買い物のほとんどはネット通販、なんて人も多いのではないでしょうか。
ポチッとするだけで商品が自宅に届くのは便利ですが、どんどんたまっていく空のダンボール・・・。
回収日まで置いておくのは邪魔になるし、燃えるゴミにして出しちゃったら片付くのになぁ、なんて思ったことはありませんか。
今回は、ダンボールは燃えるゴミに出しちゃってもいいのか、ということについてご紹介したいと思います。
ダンボールは燃えるゴミに出せるの?
ダンボールは紙からできていますから、燃えるゴミとして出せば燃えるゴミになります。
ただ、絶対に燃えるゴミに出してはいけないというわけではないけれど、燃えるゴミでもOKとは言いきれない。
いわばグレーゾーンの問題です。
回収方法や細かいルールについては自治体や地域によって異なるものの、ダンボールは基本的には資源ごみとして回収されます。
やむを得ない場合以外は、できるだけ資源として出すことをおすすめします。
現在、私たちの生活の中でリサイクル資源として回収されているモノは、ペットボトル、発砲トレー、牛乳パックなど、ダンボール以外にもたくさんあります。
その中で、ダンボールはダントツにリサイクルに向いている資源なんだそうです。
実際どのくらいのダンボールがリサイクルされているのかちょっと調べてみたところ、驚きの結果が!
ダンボールのリサイクル率は、
なんと95%
しかも、新しく作られるダンボールの原料は、
90%がリサイクルダンボールの古紙
なんだそうです。
ダンボールは、資源として回収された後、予想以上にきちんとリサイクルされているんですね。
>>参考:全国段ボール工業組合連合会HPより「段ボールはリサイクルの優等生」
リサイクル率の高いダンボールを燃えるゴミに出すかどうかは、あとはモラルの問題と言えそうです。
しかし、お住まいの地域のルールによっては、そもそもダンボールを燃えるゴミとして回収してもらえないケースもあるようですのでご注意ください。
それでは、やむを得ずダンボールを燃えるゴミとして出す場合、出し方はどのようにしたらいいのでしょうか。
ダンボールを燃えるゴミにする場合の出し方は?
ダンボールを燃えるゴミに出してしまう場合、さすがにそのまま束ねてヒモで縛ったままでは回収されないことがほとんどです。
できるだけ小さく切って他のゴミと一緒に回収袋に入れると、燃えるゴミとして回収してもらえることが多いようです。
とはいえ、ダンボールの切れ端がぎっしりつまった袋を堂々と出したりするのは、さすがにルール違反ととられてしまう可能性が大です。
ダンボールって固いし、小さくするのもけっこう大変な作業ですしね(;’∀’)
少量のダンボールを他のゴミと一緒に、あくまでも燃えるごみの一部として出す分には、チェックのしようがないためそのまま回収してもらえる、というのが現実なのかもしれません。
また、ダンボールをゴミ箱のようにして箱のまま中に燃えるゴミを入れて出す、のようなケースは、回収される地域とされない地域がありそうです。
私の住んでいる自治体では、ゴミの出し方のルールとして「可燃ゴミはダンボールでは出せない」と明記されています。
確かに、大きなダンボール箱でドーンと出せれたら、回収車がすぐいっぱいになっちゃいますよね。
ちなみに私の地域ではダンボールについては、資源ごみの日として毎週金曜日に回収があります。
ゴミの回収場所に、たたんでからひもでしばって置いておいておきます。
資源回収が毎週あるので、たまーに家具を買った時などの大きなダンボールが出たりしなければ、特に困ったことはないですね。
宅配ピザのや、みかんが底で腐ってしまったなどの汚れたダンボールは、小さくたたんでから、燃えるゴミとしてゴミ袋に入れて出しています。
自治体や地域によって、ゴミやダンボールの回収方法は様々です。
回収サイクル、出し方(ヒモでしばる、ガムテープでまとめる等)、汚れたダンボールの扱いなど、詳しいルールは一度確認してみると安心ですね。
まとめ
ダンボールは燃えるゴミに出せるのか、ということについてご紹介してきました。
- ダンボールは燃えるゴミに出せる
- リサイクル率が高いため、できれば資源回収に出すのがベスト
- 燃えるゴミにする場合は回収しやすいように工夫する
環境のためにも、回収する人のためにも、迷惑にならないようなゴミの出し方を心がけていきたいですね。
コメント