夏になると海や山へレジャーにお出かけすることも多いものです。
夢中で遊んでいる時には気がつかなかったけれど、帰ったら予想以上に日焼けしてしていた、なんてこともありますよね。
大したことないだろうと思っていたら、熱が出てきて寒気もする・・・
今回は日焼けによる熱や寒気の原因や対処についてご紹介したいと思います。
日焼け後の熱と寒気の原因は?
日焼け後に熱と寒気がある時、まずはすぐに病院へ行くことおすすめします。
その理由についてご説明していきますね。
日焼けした後に熱が出たり寒気がする場合に考えられる原因は以下の三つです。
・熱中症の進行
・日焼けによる火傷の重症化
・体力低下による感染症等
発熱だけでなく寒気もある場合には、体温調節機能がエラーを起こしている状態です。
これは、熱中症が進行して体温調節ができずに、体温が上がったままなのに寒気がするという症状が疑われます。
熱中症は必ず段階的に進行するわけではありませんので、頭痛やこむらがえりなど初期症状を感じることがなかったとしても、熱中症にかかっている可能性はあるのです。
発熱と寒気があるということは、熱中症であれば中期の段階です。
重症化一歩手前の可能性もありますので、すぐに受診することをおすすめします。
また、日焼けによる火傷がひどいために、炎症反応が強くなって熱と寒気があることも考えられます。
ここまでくると単なる日焼けでは済まない症状です。
熱中症なのか火傷なのかの区別を自分でつけるのはむずかしいため、医師の診断を仰ぐようにします。
日焼けから数日たっても熱や寒気がひかない時には、体力低下によって何かの感染症を発症している可能性もあります。
風邪くらいならいいのですが、症状がつらい時にはやはり早めに診てもらった方が安心です。
軽い日焼けで微熱が出ることもありますが、高熱が出たり寒気がしてきたり、というのは単なる日焼けを超えている可能性が考えられます。
我慢しないで早めに病院へ行きましょう。
日焼けで熱が出た時の対処は?
日焼けで熱が出た時の対処は
・冷やすこと
・水分補給
が基本になります。
濡れタオルや保冷材をタオルにくるんだものを用意し、日焼けしたところを中心に冷やしていきます。
脇や足の付け根など、大きな血管が表面に出ているところは効率的に体を冷やすことができますが、気分が悪くなるほど冷やすのは禁物です。
気持ちがいいと感じる程度に冷やすようにしてください。
また、日焼けと熱で熱くなった体を冷やそうとすることで、体内の水分が失われて脱水症状を起こしやすくなっていることもあります。
水分だけでなくミネラルも失われていますので、経口補水液やスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
一気飲みだと体に吸収されにくいので、1~2口ずつ、ゆっくりと時間をかけて飲むと効果的です。
寒気がある時も、体温調節がうまくいかずに体は熱くなっている状態です。
温めすぎずにつらくない範囲でなるべく冷やすようにしながら、水分をとるようにしましょう。
自宅でできる対処はあくまでも応急処置です。
病院へかかる時には基本的に内科でOKです。
夜間や休日であれば、救急窓口に問い合わせてみることもできます。
「救急相談+お住まいの地域」 で検索すると、連絡先がわかりますよ。
自己判断せずにきちんと診察を受けるようにしてくださいね。
終わりに
日焼けで熱や寒気がある時の原因や対処についてご紹介してきました。
つらい症状がある時は病院へ行くのも面倒だし、日焼けなんて寝てれば治るでしょ、と思ってしまいますが・・・
無理をして長引いたり、重症化したりすることのないよう、くれぐれもお気をつけくださいね。
お大事に・・=*^-^*=
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