炊き立てのご飯の横には温かい味噌汁。
多くの日本人が想像する「ザ・食卓」の風景ではないでしょうか。
でも、味噌汁を作るってけっこう面倒だなぁ・・・とため息をついている人もけっこうたくさんいるのではないでしょうか。
今回は、味噌汁を毎日作るのがめんどくさいという場合に、できるだけ楽をできるようなアイデアについてご紹介したいと思います。
味噌汁を毎日作るのがめんどくさい!どうしたらいい?
食事の支度って一つ一つは地味で簡単な作業に見えますが、毎日となると本当に大変ですよね。
簡単な料理の代表とされる味噌汁でさえも、毎日作るのは面倒だと感じてしまうのも無理はありません。
それでも食事は毎日作らなければならないし、家族には「味噌汁ないの?」と言われてしまったり。
そこで、面倒な味噌汁作りを少しでも楽にするために、まずはできるだけ手をかけずに味噌汁を作る方法について考えてみましょう。
そもそも味噌汁作りをめんどくさいと感じるポイントは主に以下のとおりです。
- 出汁をとる
- 具材の用意
- バリエーション
- 人数に合わせて作ること
・・・味噌汁作りの工程そのものですね(;’∀’)
でも、これらの工程は手をかければいくらでもかけられますが、手抜き時短&簡単にすることもできるのがミソです。
味噌汁を毎日できるだけ簡単に作るには?
出汁をとるのがめんどくさいのは、出汁の素か出汁入りの味噌を使うことで解決できます。
味噌を溶かす手間も省きたいなら、液体状の出汁入り味噌もおすすめです。
市販の出汁を使うことに抵抗がある場合は、時間のある時に出汁だけまとめてとっておいて保存しておきましょう。
冷蔵庫で2~3日、冷凍庫なら3週間ほど保存できますが、出汁には塩分があまり含まれていないため、あまり保存のきく食品ではありません。
なるべく早めに使い切るようにしてください。
味噌汁の具材は、すぐに火がとおるもの、下ごしらえがほぼ要らないものにすると簡単です。
例えば、乾燥わかめ、麩、豆腐、なめこ、冷凍野菜(ほうれん草など)です。
乾燥わかめや麩は、袋からそのまま入れてすぐに食べられるため、常備しておくと便利ですね。
いつも同じ味噌汁で飽きてしまうなら、とき卵を加えたり、豆乳や練りごまを加えるのもおすすめです。
おろししょうがやミョウガをのせると、ぐっと大人好みの味になりますよ。
具材に簡単に変化をつけたい時は、上記の具材に残り野菜をプラスすればバリエーションを増やすことができます。
子供の学校給食の献立には、ベーコン入りの味噌汁が時々載っています。
味噌汁にベーコンとはちょっと意外な気もしますが、ナスやじゃがいもとあわせて作ってみたらなかなかおいしかったです。
豚肉の替わりにベーコンと使って、洋風豚汁にしてみてもおいしいかもしれません。
汁物は、作り置きにあまり向かないのも面倒なところです。
味噌汁を鍋いっぱいに作るのは簡単でも、二人分だけ作るのは余ってしまうし、作りにくいから面倒に感じてしまう・・・そんなことも多いのではないでしょうか。
もし少人数で少しだけ味噌汁を作るのであれば、毎回鍋で味噌汁を作るよりも、思いきってインスタントにしてしまってもいいかもしれません。
市販のインスタント味噌汁で好みのものを探してもいいですし、手作りのインスタント味噌汁を作っておくこともできます。
作り方は、味噌と出汁の素を混ぜた「味噌玉」を、一人分大さじ一杯の味噌玉に分けて冷凍しておくだけ。
食べる時には、ワカメや麩などと一緒にお椀に一人分の味噌玉を入れて、お湯を注げば味噌汁の出来上がりです。
会社の先輩は、味噌玉にワカメとネギも混ぜ込んでおいて、お弁当に持ってきていました。
スーパーのインスタント味噌汁売り場に乾燥具材だけというのも売っていましたので、好みの味噌でインスタント味噌汁を手作りしてみるのもおすすめです。
味噌汁作りは、
しっかり出汁をとって、
できるだけ具だくさんで、
味噌は食べる寸前に入れて、
煮立てすぎずその日のうちに食べきらなきゃ・・・
など考えすぎると、作る前から面倒になってしまいますよね。
忙しい毎日ですから、味噌汁もできる範囲でできる時に作ればいいのではないでしょうか。
味噌汁って毎日作るもの?
そもそも、味噌汁は毎日必ず食べなければいけないものではありません。
確かに、和食の基本は一汁三菜と言われ、汁物のある食卓はバランスのよい食事として広く知られています。
学校の家庭科でも一汁三菜の和食が理想的な食事だと習いましたよね。
しかし、昔の食事と現代の食事では、一口に一汁三菜と言ってもトータルの栄養バランスが違います。
私たちの現代の食事では、昔に比べて調味料やたれ、ドレッシングなど、塩分の多い食品が多くなっています。
一方、味噌汁は体に良いとされる優れた効果がたくさんあることが知られており、塩分摂り過ぎを心配せずに飲むことを推奨する説もあります。
しかし、味噌汁そのものの栄養効果や塩分量が問題なのではなく、食事全体の塩分量を考えた場合、味噌汁を毎日飲むことで塩分の摂り過ぎになってしまう可能性はあるのです。
つまり、現代の食事に必ず汁物をつけるべきだとは一概には言えないということです。
ご飯には必ず味噌汁でしょ、という考えは、各家庭や個人の習慣や好みの問題です。
実際、汁物はなくてもいい、そこまで好きじゃないという人も意外にたくさんいるものです。
我が家では、おかずの品数の関係と習慣で、ほぼ毎日汁物は作っているのですが・・・。
味噌汁が好きなのは夫と二女で、長男、長女と私はそんなに好きではありません。
長女は味噌汁以外のスープが大好きなので、週に何度かはスープを作ることもあります。
何となく汁物があると、「家庭の手作りごはん感」が出る気がして、とりあえず簡単な味噌汁がスープを作っているのが現状です。
1人だったら味噌汁を作ることはないかもしれません・・・。
終わりに
味噌汁を毎日作るために、できるだけ負担を減らす方法についてご紹介してきました。
なるべく簡単&時短で作れるようするのがポイントです。
しかし、味噌汁は絶対に毎日作らなければいけないわけでもありません。
味噌汁作りがストレスになりすぎないようにしたいですね。
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