夏の部屋の暑さ対策に、凍らせたペットボトルが使えると話題になっています。
エアコンをなるべく使わずに夏を乗り切れるなら、試してみる価値はありそうですね。
でも、本当にペットボトルだけで効果あるのか、どうやったら涼しくなるのか気になりませんか。
今回は、部屋の暑さ対策にペットボトルは効果あるのかということについてご紹介したいと思います。
部屋の暑さ対策に凍らせたペットボトルは効果あるの?
凍らせたペットボトルを置いておいたら?
部屋の暑さ対策として凍らせたペットボトルを置いておくだけでは、室温を下げるほどの効果は得られません。
よほどたくさんのペットボトルを部屋中に置くなら別ですが、数本のペットボトルでは涼しいと感じることはむずかしいです。
まさに焼石に水って感じですね(;^_^A
ペットボトルと扇風機の併用は?
ペットボトルで暑さ対策をするなら、扇風機を併用することがおすすめです。
扇風機の前に凍らせたペットボトルを置くことで、冷やされた風を送ることができるからです。
暑い空気の中で扇風機を回しても暑い風がくるだけで全然涼しくない・・・。
そんな時には、凍らせたペットボトルを使うことで、扇風機を冷風機代わりにすることができます。
とはいえ、扇風機とペットボトルのコラボだけで室温を下げるのはちょっと無理があります。
あくまでも、涼しい風にあたることができる・・・といった暑さ対策になりますので、熱中症にはご注意くださいね。
ペットボトル凍らせ方のコツは?
凍らせたペットボトルを作る時には、水を入れるのはペットボトルの8分目までにしておきましょう。
満タンになるまで水を入れてしまうと、凍らせた時にペットボトルが膨張して破裂してしまう可能性があるからです。
私が2Lのペットボトルを凍らせた時には、完全に凍るまでには丸1日以上かかりました。
一度使ってまたすぐに・・・というわけにはいきませんので、できれば予備のペットボトルを凍らせてローテーションするといいと思います。
ただ、大きなペットボトルって冷凍庫でけっこう場所をとるんですけどね・・・。
凍ったペットボトルは重さもありますので、取り扱いにはご注意ください。
凍らせたペットボトルの使い方は?
凍らせたペットボトルを部屋で使う時には、結露がたくさん発生してビショビショになります。
ペットボトルをお皿や洗面器などに載せるか、タオルでくるんで使うことをおすすめします。
凍らせたペットボトルは除湿に効果ある?
凍らせたペットボトルを部屋に置くと、暑さ対策だけでなく除湿もできると聞いたことがあるかもしれません。
これは、確かに正解です。
凍らせたペットボトルの周りの空気が冷えて水滴になったのが、ペットボトルにつく結露です。
つまり、空気中からはその分の水分がなくなり、除湿されているってことなんですね。
ただし、ペットボトルだけで部屋の湿度を下げるほど除湿することはできません。
ペットボトルについた結露は再度蒸発して湿度になりますし、そもそもペットボトルで除湿できる量はごくわずかです。
残念ながら、凍らせたペットボトルだけで冷房除湿をすることはむずかしいということなんですね。
おわりに
凍らせたペットボトルで部屋の暑さ対策をできるのかということについてご紹介してきました。
まとめ
- 凍らせたペットボトルを部屋に置くだけではあまり効果がない
- 扇風機と併用することで冷風を作ることができる
- 理論上はペットボトルで除湿可能だが、部屋の湿度を下げるのはむずかしい
動物園でも動物の暑さ対策として、扇風機と氷を使うことがあるんだとか。
ペットボトルと扇風機で、暑い部屋を少しでも快適にできるといいですね。
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