毎日使う布団はいつでもフカフカにして使いたいものですね。
でも梅雨時でお天気が悪かったり、湿度が高くてジメジメしている日には、外に布団を干してもかえって布団が湿っぽくなってしまいそうですよね。
今回は、布団干しに最適な湿度についてご紹介したいと思います。
布団干しに最適な湿度は?
布団干しに最適な湿度は、40%以下が目安となります。
布団を外に干すことの効果は
・日光による殺菌・消毒効果
・風にあてて乾燥させること
などです。
布団干しには湿度が低く天気のよい日が最適です。
人が快適と感じる湿度は50%前後と言われていますが、これよりもやや低くカラッとしているくらいの日が布団干しにはぴったりです。
できるだけ気持ちのよい晴れの日を選んで布団干しをしましょう。
けれども梅雨から夏にかけては、晴れていても湿度が高い日が多くなりますね。
湿度が高かったら絶対布団干しをしない方がいい、というわけではありません。
外に干して日光に当てることで、紫外線による殺菌効果はありますし、布団にしみこんだ汗などの水分も蒸発させることができます。
気温が高ければ、湿度が高めでも布団を乾燥させる効果は期待できます。
雨やくもりでなかなか布団を干すタイミングがない場合は、天気をみながら臨機応変に布団干しをするようにしましょう。
布団干しをする場合は、お昼をはさんで2~3時間、風通しのいいところに干すようにします。
たまに長時間干すよりも、2~3時間ずつ定期的に干したほうが、布団干しの効果が得られやすくなります。
綿・羊毛・合成繊維の布団は週に1~2回、しっかり日に当てて干すようにしましょう。
羽毛は湿気をためにくく痛みやすいため、月に1~2回陰干しすればOKです。
干し過ぎはかえって布団を傷める原因となりますので、適度な間隔で干すことをおすすめします。
布団干しは曇りでも効果あるの?
曇りの日は布団干しには向いていませんが、全く意味がないわけではありません。
布団干しの目的は強い紫外線に当てることだけではないからです。
日が出ていない曇りの日は、日光消毒や布団をふんわりさせる効果は低いかもしれません。
しかし、風に当てて布団を乾燥させることはできます。
外に干すことで布団についた臭いもとばすことができますので、曇りの日に布団干しをすることは無駄ではないのです。
ただし、湿度が非常に高いような曇りの日は、布団干しには向いていません。
雨が続いた後の曇りやこれから今にも降り出しそうな曇り、暗くてジメジメしていたり、雨の匂いがするような時ですね。
洗濯物も乾かないような曇りの日には、外に干すことはおすすめできません。
そんな時には室内で布団の除湿をするだけでもすっきりします。
布団を椅子などにかけて、裏面にも風が通る状態でエアコンのドライモードや除湿機を使うと、効果的に布団の湿気をとることができます。
除湿機やエアコンがない場合、扇風機の風を当てるだけでもOKです。
布団乾燥機があれば長期間外に干せない時にも便利ですね。
お日様にあてた布団は気持ちのいいものですが、布団の湿気がないだけでもさらっとして快適に眠ることができますよ。
布団干しは雨の翌日はやめた方がいいの?
雨の翌日の布団干しは、晴れている場合ほとんど問題ありません。
雨の翌日の湿度は、地面からの水蒸気が原因です。
晴れていれば午前10時くらいには大気中の湿度が下がってきますので、10時以降に干すようにすればOKです。
布団を干す場所が一階の場合は、地面に近く湿気が気になることもありますので、お昼くらいから干すようにするといいでしょう。
おばあちゃんやお母さんから「雨の翌日には布団干しをしてはいけない」と聞いたことがあると思います。
昔の家は土の地面の庭に布団を干すことが多く、雨の翌日にも湿度が高かったことからこのように言われていたのではないでしょうか。
濡れた地面に布団が落ちて汚れるのを防ぐため、というのもあるかもしれませんね。
数日布団を干せないだけなら、わざわざ雨の翌日に布団干しをする必要はありませんが、梅雨の晴れ間や数週ぶりの晴天・・などの場合は、思いきって布団干しをしても大丈夫ですよ♪
終わりに
布団干しと湿度についてご紹介してきました。
外干しと室内干しをうまく使い分けて、快適な布団で快適な睡眠がとれるといいですね。
o(*^▽^*)o~♪
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