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一戸建て二階の暑さ対策!窓や天井裏にできるおすすめな方法は?

夏になると家の二階がサウナ状態になってしまう、そんなお宅も多いのではないでしょうか。

昼間はもちろん、夜になっても35℃を超えて眠れない・・・

外の方がむしろ涼しいくらい部屋の中が暑いんだけど・・・

そんな一戸建ての二階を少しでも涼しくする暑さ対策について、リフォームや大きな工事をしなくてもできる範囲で詳しくご紹介したいと思います。

一戸建ての二階の暑さ対策は?

一戸建ての二階の暑さ対策は、まずは室内にたまっている熱を外に出すことです。

一階よりも二階が極端に暑くなる原因は二つあります。

1、暖かい空気(熱気)は軽いので上にたまるため、二階が暑くなってしまう。

2、屋根が日差しで熱くなり、天井裏に熱がたまって二階が暑くなってしまう。

この二つの理由から、二階には相当な熱気がたまってしまうのです。

この熱い空気を換気で少しでも外に出していくようにしましょう。

 

風が通るなら窓を開けて換気をします。

向かい合う二か所の窓を開けると効率よく換気できます。

その場合、外気が入ってくる方の窓を小さく10~15cmくらい、出て行く方の窓を全開にするようにしてください。

入り口が小さい方が空気の流れの勢いが強くなるからです。

入り口の窓は日陰になっている側や北側など、少しでも涼しい方から空気を入れるようにしましょう。

 

窓が一か所しかない場合や風通しが悪い場合には、扇風機やサーキュレーターを使って換気することもできます。

この場合には出口の方の窓の前に扇風機を置き、外に向かって風を送ります。

窓がもう一か所あればそこを10~15cmほど、なければドアを少し開けて空気の吸い込み口を作っておきます。

こうすると扇風機を換気扇のように使うことができるので、部屋の中で首ふりで回すだけよりも効果的に換気をすることができるんですね。

 

まずは室内にたまっている熱い空気をこのように換気で外に出したら、次は二階の窓を攻略していきましょう(`ー´

 

~2019年5月26日追記~

二階の暑さを追い出すために今のところ一番効果を感じているのが、夕方以降涼しくなってからしばらく窓を開けて空気を入れ替えることです。

屋根、壁、窓が日差しで暑くなっているので相当な暑さを感じる我が家ですが、窓を開けてしばらくすると明らかに室温が下がっているのがわかります。

 

防犯、虫対策で夜に長時間窓を開けていたくはないのですが、やるとやらないのではずいぶん暑さが違ってきますので、部屋の換気をぜひお試しください。

二階の窓の暑さ対策は?

窓からの日差しを徹底的に遮ることも、二階の暑さ対策には効果的です。

室内に入ってくる熱の70%は窓から入ってくる、とも言われているんです。

熱は外から遮らないと意味がありませんのでまずは室外、その後室内の窓対策をしていきましょう。

 

窓の外にできる簡単な暑さ対策はもはや定番ですが、すだれをかけることです。

安価でどこでも手に入りやすいですし、100均でも金具などの部品も合わせて売っているのをよく見かけます。

風通しもいいので、昔ながらのすだれは二階の窓の暑さ対策におすすめです。

ホームセンターなどで売っているアルミ製のすだれは、遮熱性に優れていますが、軽いので風であおられやすいのが欠点です。

DIYが得意で固定できるゾという場合には暑さ対策には効果がありそうなので試してみてくださいね。

 

家の外観が気になってすだれはちょっと・・・という場合には朝顔やゴーヤでグリーンカーテンを作ってみるのもおすすめです。

壁や窓との隙間を開けるようにして、空気が通るようにします。

植物が出す水蒸気にも冷却効果があります。

見た目にも涼しいですし、グリーンカーテンも日が入る二階の窓にはおすすめの対策です。

 

室内の窓にできる対策では、遮熱カーテンが効果があります。

断熱効果があるので、夏の暑さ対策だけでなく冬は暖かく、冷暖房費の節約も期待できます。

日中遮熱カーテンを引いておくだけでも、二階の部屋が暑くなるのをだいぶ防いでくれるでしょう。

レースタイプやUVカット付き、遮光機能付きなど様々な種類のものが売られていますので、遮熱カーテンを使っていない場合は一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

窓に断熱シートやプチプチを貼るのは、室外からやれば効果があるかもしれませんが、室内に貼ると部屋の中の暑さが閉じ込められてしまい逆効果です。

室内の窓に貼るのは、冬の寒さ対策にするようご注意くださいね。

天井裏の暑さ対策はどうする?

屋根からの熱で暑くなってしまう天井裏にできる暑さ対策についてです。

まず自分でできる対策としては、天井裏にアルミの遮熱シートを敷き詰めることです。

もともと天井裏には断熱材が入っていますが、断熱材は吸収できる熱量の限度を超えると、それ以上は断熱効果がなくなってしまいます。

けれでもアルミは熱を吸収するのではなく、反射することで遮熱しますので、断熱材と合わせることで熱を遮る効果をアップさせることができるのです。

天井裏で作業するのがちょっと大変ですが、アルミ遮熱シートは価格も安いので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

また、天井裏の換気口からうまく排熱できれば、天井裏の温度を下げることができます。

換気口があるかどうか、換気が効率的にできる位置になっているかなど、一度リフォーム会社に相談してみるといいと思います。

 

換気口があれば、天井に「換気排熱ファン」を取り付けることもできます。

換気排熱ファンは、天井付近の熱気を天井裏に逃がし、天井裏から外へ排出してくれる天井用の換気扇です。

専用ダクトもいらないので、比較的簡単に取り付けられますし、価格も10.000円台からあります。

換気排熱ファンを使って、二階の室温が35℃から30℃になった・・との口コミもあります。

あまりに二階が暑く、換気やカーテンでは暑さがほとんど変わらない場合には、この換気排熱ファンをおすすめします。

 

終わりに

一戸建ての二階の暑さ対策についてご紹介してきました。

我が家は小さい三階建てなのですが、三階は夏には40℃を超える暑さです。

ベランダにいると室内から熱風がくる位なので、さすがにエアコンなしではいられない状態です。

暑さ対策でのりきれるのがベストですが、危険なくらい暑い時にはエアコンで一気に冷やすのもアリだと思います。

そんな暑い我が家ですが、雨が降ると一気に涼しくなります。

屋根に水をかけられたら確実に涼しくなるのになぁと思いつつ、夕立が待ち遠しい夏の夜・・

今年はうちも換気排熱ファンをつけてみようかな(-_-;*)

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