春分の日と秋分の日はなぜ祝日なの?決め方や意味をご紹介!

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春分の日と秋分の日は国民の祝日ですね。

でも夏至や冬至は平日なのに、どうして春分と秋分は休日になるのでしょうか。

今回は、春分の日と秋分の日はなぜ祝日なのかについてご紹介したいと思います。

春分の日と秋分の日はなぜ祝日なの?


春分の日と秋分の日が祝日なのは、戦前に休日だった名残が残っているからです。

戦前の日本は天皇制でしたので、国民の休日は皇室を中心とした行事を中心に定められていました。

当時の休日には2種類ありました。

・祭日…皇室が執り行う神事や行事の日

・休日…皇室共に国民もお祝いする行事の日

この祭日の中に、歴代天皇の命日を春と秋にまとめてお祀りする神事があり、それぞれを「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」と言います。

この春季皇霊祭・秋季皇霊祭が、春と秋のお彼岸の中日である、春分の日・秋分の日に執り行われていたのです。

戦後になると民主主義の時代に変わり、天皇制に基づく祝祭日は改められることになりました。

皇霊祭は皇室のみの行事となり、春と秋の祭日は、春分の日・秋分の日と名前を変えて国民の祝日となったのです。

春分の日と秋分の日の決め方は?

春分の日と秋分の日は、天体の運行と関係する祝日であるため、毎年日付が変わる「移動祝日」です。

祝日としての春分の日と秋分の日は、毎年国によって閣議決定されています。

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前年の2月1日に翌年の春分の日・秋分の日の日付が書かれた「暦要項」が官報に掲載されることで、春分の日・秋分の日の日付が正式決定となります。

日付を決める際には「国立天文台」が作っている「暦象年表」から、天文学的な春分日・秋分日を計算で導き出しています。

太陽の通り道「黄道」と地球の赤道を天に延長した「天の赤道」が交わる2点をそれぞれ春分点・秋分点といいます。

太陽がこの春分点・秋分点を通る日が春分日・秋分日です。

春分日は3月21日か22日ごろ、秋分日は9月22日か23日ごろになります。

地球の公転による一年と暦上の一年には誤差があり、4年に一度のうるう年で”ずれ”を調節しています。

そのため、4年に一度”ずれ”をリセットすることで、春分の日・秋分の日が暦上でだいたい同じ頃の日付になっているのです。

現在、日本はじめ世界で広く使われている暦は「グレゴリオ暦」と呼ばれるものです。

グレゴリオ暦は、毎年の春分の日のずれが最も少なくなるように昔から何度も議論と改暦を重ねられてきた暦です。

これは、グレゴリオ暦を生み出したキリスト教世界において、最大の記念日である「イースター(復活祭)」の日付が、春分の日の後の満月から数えて初めての日曜日とされているからです。

春分の日がイースターの日を決めるのに重要な意味を持つことから、キリスト教では春分の日は毎年3月21日と決められています。

春分の日は古来から世界中で重要な日と考えられてきたのですね。

春分の日と秋分の日の意味は?

春分の日と秋分の日の意味は、現在では以下のように定められています。

春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ日

秋分の日:先祖をうやまい、なくなった人をしのぶ日

春分の日・秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。

・日本古来からあった太陽信仰から、春分・秋分を特別な日として自然を崇拝するようになったこと

・仏教の教えでは極楽浄土(彼岸)は西にある、とされているため、彼岸に近づきやすくなる日として先祖供養をするようになったこと

このような風習が組み合わさって「お彼岸」という日本独自の習慣が生まれました。

そしてこのお彼岸の中日となるのが、春分の日と秋分の日です。

春分の日と秋分の日は、太陽とご先祖様を崇拝する意味を持つ祝日なんですね。

終わりに

春分の日と秋分の日がなぜ祝日なのかということについてご紹介してきました。

お彼岸の中日にあたる春分の日・秋分の日は、お墓参りに行く人も多いのではないでしょうか。

普段は忙しい私たちですが、春と秋の祝日にはゆっくりとご先祖様の供養をしたいものですね。
(*^-^)

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