初盆は故人が亡くなって初めてのお盆です。
たまたま立て続けに不幸があって、二人分の初盆を迎えることもありますよね。
今回は、二人の初盆を同時に行っていいのか、別々にするべきなのかについてご紹介したいと思います。
初盆を二人同時に行う場合どうしたらいいの?
初盆を二人分同時に行う場合、一般的には合同で準備や法要を行ってOKです。
祭壇や法要の道具など、すべて一つで大丈夫です。
遺影だけ二人分並べるようにしてください。
二人同時の初盆だからと言って、何か特別なことをする必要はありません。
二人の故人をしのびながら、初盆を静かに迎えるようにしましょう。
法要のお布施は二人分必要?
二人分の法要を併修でお願いする場合、御布施は一人分にプラスαするくらいが一般的です。
二人分だからとお布施を二倍にすることはあまりありません。
お布施の包みも一つで大丈夫です。
通常の場合、お布施と一緒に、お寺さんのお車代やお食事代を渡すことが多いものです。
二人分の法要でしたら、このあたりの金額も勘案して、金額を決められるといいのではないでしょうか。
お布施の金額の相場は、お住まいの地域やお寺によって様々です。
もしわからなければ、お寺さんに直接聞いてみましょう。
お寺さんにきちんと尋ねることは全く失礼には当たりませんので、目安となる金額を確認してみることをおすすめします。
初盆の御仏前は二人分包むもの?
初盆の際の御仏前は、一般的には二人分を一つにまとめて渡します。
金額も一人分だけ包むことが多いようです。
ただし、地域や宗派によって、別々に御仏前を包んだり、金額も二人分包んだりなど、いろいろな風習があります。
金額の相場もそれぞれ異なりますので、親戚や知人にどうしたらいいか確認してみると安心ですね。
終わりに
二人の初盆を同時に行う場合についてご紹介してきました。
めったにないことですので、とまどうこともあるかと思います。
わからないことはお寺さんや親戚などに相談しながら、初盆を無事に済ませられるといいですね。
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