1人目の子供が小さいうちに、2人目を妊娠したら検診に行くのも大変ですよね。
預けられるところも見てくれる家族も近くにいない場合、上の子はどうしたらいいのでしょうか。
今回は、妊婦健診に上の子を連れて行くことについてご紹介したいと思います。
妊婦健診に上の子は連れて行ってもOK?
妊婦健診に上の子を連れて行くことは多いです。
預けていければベストですが、毎回そうもいかないことが大半ですので、あまり心配せずに連れて行ってOKです。
待合に子供用の絵本やおもちゃが用意されているところもありますし、託児やキッズスペースが設けられている病院もあります。
そうはいっても、子供がまだ小さい赤ちゃんだったり、言って聞かせるのがむずかしい2歳児だったり・・・
上の子を連れて行ったら迷惑になるし、自分も追いかけ回して大変過ぎることがわかりきっているというママも多いでしょう。
なるべく自分と上の子の負担を減らし、周囲へも配慮するためにできることはいくつかあります。
・託児、キッズスペースのある病院・産院を探す
・土日など夫がいる日に診察がある病院を探す
・事前に子連れOKか問い合わせてみる
・子供が飽きないようにおもちゃや本、お菓子などを持参する(飲食のルールには要注意)
・朝一の時間に予約を入れて待ち時間を少なくする
・待ち時間が長い場合外に連れ出す
などです。
不妊治療も行っている婦人科などはともかく、子供の誕生を扱う産科に子連れで行くことは悪いことではありません。
上の子の世話をしながらの検診は大変ですが、下の子が生まれたら常に二人同時にみることになりますので、予行演習だと考えてみてもいいかもしれませんね。
気をつけたいのは、上の子がどうかということよりも、子供に対するママの対応です。
子供が騒いだり走り回っても注意しなかったり、逆に大声で怒鳴りつけて子供を怒るのは、特に病院内ではマナー違反となる行為です。
大変ですが、自分の子供からは目を離さず、責任をもって行動するようにしましょう。
また、夫や祖父母が付き添う場合、椅子を占領することは控え、妊婦さんに席を譲るなどの配慮をするよう注意したいものですね。
妊婦健診で上の子は内診の時どうしてる?
妊婦健診の内診の際には、上の子は看護師さんや助産師さんがみていてくれるところが多いです。
内診の部屋には上の子が立ち入るのを禁止している病院もあります。
内診は通常10分ほどで終わりますので、上の子のことはそれほど心配しなくても大丈夫なことがほとんどです。
私も3児の母ですが、内診の時には看護師さんたちが
「じゃあここでちょっと一緒に待ってましょうね~。ママはこちらへどうぞ~」という感じで、子供をみていてくれました。
産科の看護師さん、助産師さんですから、慣れていますのでお任せしてしまって大丈夫だと思います。
中には、内診台まで抱っこで上の子を連れて行くママ、ベビーカーに乗せたまま内診室に置いておくママもいます。
病院の検診のやり方に従って、どうしたらいいのか看護師さんたちに尋ねてみるといいでしょう。
妊婦健診NSTの時は上の子は?
妊婦健診に上の子を連れて行っても基本的にOKなのですが、NSTだけは子連れで行くことはおすすめできません。
1人目で受けたことがあるかと思いますが、「NST=ノンストレステスト」は、出産に向けて赤ちゃんの心拍とママのお腹の張りをチェックするテストです。
所要時間は20分~40分ほどです。
横になって安静にしている必要がありますので、上の子を連れて行くのはできるだけ避けたいところです。
予約制になっていることがほとんどですので、一時保育の予約がとれた時間や、夫や祖父母の都合のつく時間などに合わせて、NSTの予約をとるようにしましょう。
病院でもNSTは子連れ禁止になっているところが多いのですが、どうしても連れて行くしかない場合は、あらかじめ問合せてみてください。
通常の検診と同様、お菓子やおもちゃを持参して、同室で遊ばせて置いたというママもいますので、子連れでも受けられないということではないでしょう。
とは言え、途中で泣いたり騒いだりしても、ママは動けず抱っこもできません。
子供のタイプにもよりますので、30分くらいなら大丈夫という子もいるとは思いますが、NSTにはできるだけ上の子は連れて行かない方向で調整してみることをおすすめします。
終わりに
妊婦健診に上の子を連れて行くことについてご紹介してきました。
上の子を連れて行くのはやむを得ないのですが、病院にはいろいろな人が来ています。
遠慮しすぎる必要はありませんが、マナーに配慮する気持ちは忘れないようにしたいものですね。(^ー^* )
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