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厄年は周りの人に影響する?うつる?厄払いは家族で行くべき?

参拝・厄払い

厄年って何だか悪いことが起こりそうで、ちょっと気になるものですよね。

自分のことはもちろん、周りの人にも厄が影響することがある、などと聞いたことがありませんか。

今回は、厄年は周りの人に影響するのか、ということについてご紹介したいと思います。

厄年は周りの人に影響する?


厄年が周りの人に影響するという根拠はありません。

いつ何が起きても、全ては気の持ちようです。

 

しかし、実際に自分が厄年の時に家族に不幸が続いたり、不運が重なったり、といった経験をする人が多いのも事実です。

 

厄年に関わらず、いつでも誰にでも何が起こるかわからないのが人生ではありますが、自分の厄年のせいで周囲にも災難が続いていると考えるのはつらいものです。

 

また、周りの人に災いが起こって自分も辛い思いをすることこそが「厄」だとも言えます。

 

厄年の影響を信じるか信じないかは人それぞれですが、気になる場合は早めに厄払いをしておくことをおすすめします。

 

 

厄年とは、心身共に節目を迎える年齢を指し、無理をせず静かに過ごすよう注意を促すものです。

男性・・・数え年で25歳、42歳、61歳、

女性・・・数え年で19歳、33歳、37歳

各年齢の前後三年を厄年とし、それぞれの年を前厄、本厄、後厄と呼びます。

 

本厄の歳の中でも、男性42歳と女性33歳は大厄と呼ばれ、厄年の中でも特に注意が必要な年とされています。

 

これは、男性の42歳と女性の33歳が、それぞれの人生で大きな転換期にさしかかるからです。

男性が中高年にさしかかり、社会的な責任が大きくなることで、精神的にも肉体的にも疲労が多くなってくるのがちょうど42歳。

女性は出産を通して体調が変わったり、子育てに忙しく、病気や事故に気をつけなければいけないのが33歳とされているのです。

 

一説によれば、42歳は「しに(死に)」、33歳は「散々さんざん)」につながるという語呂合わせもあるようです。

 

厄年の由来には諸説ありますが、厄年とは本人が人生の曲がり角として注意すべき年だと考えるなら、自分の厄年が周りの人にまで災いをもたらす影響力はないと言えるでしょう。

 

それなのに、自分が厄年の時に周りに悪いことが続く気がするのはなぜなのでしょうか。

 

一つは、自分が厄年と呼ばれる年齢になると、周りの人も人生の節目や転機を迎えるタイミングであることが多いためです。

親や親戚が老年期にさしかかって体調を崩したり、兄弟が進学や就職、結婚などで生活が変わって、予想しないような出来事が起こる確率が高くなるのが、自分の厄年とちょうど重なってしまうのです。

 

もう一つは、単なる偶然です。

不幸や不運は厄年に限って起こるものではありません。

それがたまたま誰かの厄年に続いたから、厄年のせいにしてしまうだけ、ということがあるのでしょう。

 

 

周りの人にも悪いことが続く時には、今は厄年のせいでついてないんだ、と開き直って過ごすのも一つの解決方法です。

ですが、家族や身近な人に何かあった時に自分で責任を感じたり、周りに「あなたの厄年のせいで・・・」などと思われるのは避けたいもの。

 

気分的なものだったとしても、厄払いやお守りを身につけるなどで少しでも安心できるなら、できる範囲でできることをしておくといいでしょう。

厄年ってうつるの?

厄年は周りの人に影響するわけではないので、誰かにうつることもありません。

年齢的に人生の曲がり角として注意を促すために厄年があるのですから、本人以外の周りの人には関係ないといえるでしょう。

 

けれども、地域や家庭によっては「厄は周りで少しずつひきうけるもの」とする考え方もあります。

 

女性の厄は周りにうつるとか、前厄あるいは後厄は周囲へ影響するなど、いろいろな説があるようです。

 

そのような風習があるところでは、厄年に食事会を開いたり品物を贈ったりすることで、厄を皆に分けてしまうことができると信じられています。

 

「うつる」のではなく「引き受けてもらう」という形で、厄を祓うやり方もあるのですね。

 

 

一方、厄払いに家族や子供を連れて行くと、祓った厄が同行者にうつるのでは?という考え方もあります。

しかし、厄払いは大勢で行われることも多く、その場にいる人たちで厄をうつしあってしまったら、それこそ大変なことになりますよね。

 

厄払いで厄がうつることはありませんので、安心してお出かけくださいね。

厄払いは家族で行くべき?

厄払いは、都合がつけば家族そろって行くことをおすすめします。

 

周りの人への影響はないとは言え、本人以上に家族が厄年であることを心配することも多いものです。

自分としても、大事な家族にはできるだけ悪いことが起きてほしくないですよね。

 

神社でも厄払いはご家族でどうぞ、というところがほとんどです。

祈祷料は基本的に本人の分だけでOKとなっているようです。

 

 

厄年は、気にするほど厄を引き寄せるとも言われています。

家族そろってお祓いを受けて、全員がすっきりと前向きな気持ちになることで、厄を寄せ付けない効果があるといいですね。

 

終わりに

厄年は周りの人に影響するのか、ということについてご紹介してきました。

信じるも信じないも自分次第です。

あまり厄年をネガティブにとらえすぎず、毎日を元気に過ごしていけるといいですね。

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