子供たちが楽しみにしているお年玉ですが、大人としては何かと頭の痛い問題があるものです。
お年玉をやりとりするどうしで子供の人数が違う場合、どうしても損得が出てしまうのではないでしょうか。
私のうちは子供3人ですが、義兄のうちは子供が2人、弟夫婦には子供がいません。
今回は、お年玉で子供の数が違う場合の対応について、多くもらう方の立場から考えてみたいと思います。
お年玉は子供の数が違う場合どうする?
子供の数が違う場合のお年玉って本当にむずかしいですね。
お年玉は子供がもらうものですから、本来は家族間の損得勘定で考えるものではありません。
しかし、それは多くもらっている側だから言える正論かもしれません。
子供が少ない側としては、頭ではわかっていても、割り切れない思いを持っていることもあるでしょう。
子供の数が多くお年玉をたくさんいただく側としては、相手に金銭的にも感情的にも、できるだけ損していると感じさせないような配慮が必要です。
お年玉を頂いたら、感謝の気持ちはもちろん、相手に多く出させていることを忘れず、必ずその場で声に出してその気持ちを伝えることが大切です。
「うちの方が多くもらっちゃって・・いつもありがとう」という一言があれば、相手に対する印象もだいぶ違ってくるのではないでしょうか。
たとえ親しい兄弟姉妹や親戚間であっても、気遣いやマナーは忘れないようにしたいものですね。
謙虚な態度でしっかりお礼を行ったら、お年玉の金銭的な不公平をなるべく埋めていけるように、次章で具体的な対応方法について考えていきましょう。
お年玉が人数によって不公平になるなら?
お年玉が子供の人数によって家庭間で不公平になってしまう場合、こちらが多くいただいているなら、以下のような方法で金額の調整をすることもできます。
- お互いにトータル金額を決めておいて、子供一人当たりの金額で調整する
- 相手が入れてくれる金額や相場よりもこちらが多めにいれて調整す
- お年玉以外にも図書券やプレゼントなどを渡して調整する
- 誕生日プレゼントなど別の機会も含めて調整する
子供がもらう分として公平にしていくなら、お年玉だけでなくプレゼントなども合わせてあげるようにすることもできますね。
子供がもらう金額というよりは、家庭間の金額の不公平ということで考えると、
- お年賀やお歳暮、お中元などで調整する
などでも対応はできます。
けれども、子供の人数が1人と6人などあまりにも差がある場合や、金額で調整すると相手の子供にとって年齢不相応な金額になってしまう場合など、調整するのがむずかしい状況もあるでしょう。
- 年齢学年で金額を決めて不公平になるのは割り切ることにする
- お年玉そのものをやめる
などといった手段もあります。
とはいえ、お年玉は子供にとってお正月の大きな楽しみであるはず。
大人の都合でお年玉そのものをやめてしまうのは、できるだけ最後の手段にしておきたいものです。
参考) >>子供がいない人からお年玉をもらったらお返しはどうする?
お年玉に差額が出る場合は?
お年玉をやりとりする時に差額が出てしまうのは、子供の数が違う以上避けられないのも事実です。
前章でご紹介したように別の方法で埋め合わせするにしても、、お年玉としては金額に差が出てしまうため、完全に平等にすることはむずかしいですよね。
お年玉以外にプレゼントをしたり、お歳暮やお年賀を贈ったりしても、お年玉とは別のものとして考えるなら、トータルでプラスマイナスゼロというわけにはいかないことも・・・
そうなると、不公平でありながらも相手がお年玉の差額をどう感じるかが重要になってきます。
差額を埋めることはできなくても、相手に「お年玉を多く出すけど、まあ仕方ないか」「子供も喜んでいるし、お年玉ってそういうものだよね」と思ってもらえるように、親として礼をつくすようにしたいものです。
差額が出てしまう場合のお年玉のやりとりについて、どのようなやり方がお互いに一番負担にならないかというのは、相手との関係やお互いの性格・考え方によって変わってきます。
こうすれば間違いないという「正解」はありませんので、毎年試行錯誤しながら、何とか落としどころを見つけていくしかないでしょう。
終わりに
子供の数が違う場合にお年玉をどうするか、ということについてご紹介してきました。
子供が多い側からの対応についてご紹介してきましたが、子供が少なくて毎年多く出しているけど何も気にしたことはない、というありがたい意見もたくさんあります。
お年玉に限らずお互いによい関係でいられるように、親戚付き合いは大事にしていきたいですね。
(-^0^)人(^0^-)
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