お月見には月見団子が欠かせませんよね。
せっかくだからきちんとお供えしたいけど、どうやって飾ったらいいのでしょうか。
今回は、月見団子は何個どうやってお供えするのかについて、くわしくご紹介したいと思います。
月見団子は何個飾るの?
月見団子をお供えする数は諸説ありますが、十五夜には15個、十三夜には13個という説がよく知られています。
その他には、一年に満月が12回あるから12個、うるう年には13個という説もあります。
2017年は旧暦のうるう年に当たりますので、13個ということになりますね。
どちらの説をとっても地域性や家庭のやり方でお供えすればOKです。
昔は月の満ち欠けによって暦(旧暦=太陰暦)が作られ、その暦を基に農作業や生活が進められていました。
月への信仰や収穫への感謝を表すために、団子を作って月にお供えするようになったと考えられています。
月見団子の数は、月の満ち欠けによる月齢や、一年の満月の数を表す大切な意味を持っているのです。
月見団子の供え方は?
月見団子は、月の見える場所にお供えするのがベストです。
ベランダ、窓際、庭、縁側など月の見えるところにテーブルを出してお供えしてみましょう。
外に出すのがむずかしい場合は、室内の出窓や床の間などでもOKです。
月見団子をのせる器は、正式には「三方」というお供え用の器に白い紙を敷いたものです。
三方がない場合は、お皿やお盆に月見団子をのせてお供えしましょう。
古来の日本では左上位の考え方がありますので、月から見て左側に自然の収穫物(ススキや野菜)、右側に人の作った月見団子を置くのがよいとされることもあります。
月見団子の並べ方は?
月見団子の並べ方は以下の通りです。
・15個の場合
一段目に9個(3×3)、二段目に4個(2×2)、三段目に2個
三段目の2個は、正面から見て縦になるように並べます。
横に並べると仏事になってしまうためです。
・13個の場合
一段目に9個(3×3)、二段目に4個(2×2)
・12個の場合
一段目に9個(3×3)、二段目に3個
終わりに
月見団子のお供えの仕方についてご紹介してきました。
調べてみるといろいろな決まりがあり、奥が深いものですよね。
お供えした月見団子は、月のパワーをたっぷり吸収しています。
みなさんでおいしく召し上がってくださいねヽ(*^^*)ノ
コメント