お彼岸にはお墓参りに行くことが多いものです。
でも、遠方でお墓参りに行けない場合は、お供えを送ったりした方がいいのかちょっと気になりませんか。
今回は、お彼岸のお供えを遠方から送ることについてご紹介したいと思います。
お彼岸のお供えは遠方の場合どうしたらいいの?
お彼岸に遠方でお墓参りや挨拶に行けない場合、お供えを送るべきかどうかの明確な決まりはありません。
お彼岸の過ごし方は地域や家庭によって千差万別であり、盛大に執り行う家庭もあれば、特になにもしないという家庭もあります。
一般的にはお彼岸は、法事やお盆よりは重要視されないことが多いようです。
足を運べないかわりにお供えを送るかどうかは、自分の気持ち次第ということです。
もちろん、婚家がお彼岸を重要視している場合などは、きちんとお供えを送ることで余計なトラブルを回避しましょう。
相手云々よりも自分の気持ちとして、故人のために何かお供えを送りたいという場合もありますね。
気持ちを形で表すことは大切ですし、気遣いを送ることで相手にもご先祖様にも喜んでもらえるのではないでしょうか。
一方、お彼岸にそこまでしなくても・・・と考えている場合は、お供えを送らなくてもマナー違反ではありません。
電話でお墓参りに行けない旨を伝えるだけでもOKです。
どうしたらいいのかわからない時は、思いきって家族や親せきに相談してみると安心ですね。
お彼岸のお供えを送るなら何がいいの?
お彼岸にお供えを送る場合、お菓子や果物が選ばれることが多いです。
金額は3000円前後を目安にしましょう。
お菓子なら、日持ちのする小分けできるお菓子を選ぶと、お供えした後に皆で分けてもらえるのでおすすめです。
果物は食べきれなかったり、持て余してしまうこともあるので、送り先の家族構成や状況を考えて選ぶようにします。
線香やローソクはお供えの定番ではありますが、香りの好みがあったり、もらいすぎて困っているという話もよく聞きますので、あまりおすすめはできません。
また、お彼岸には現金を送ることはあまりありません。
周りとの兼ねあいなどでどうしても現金を送る場合は、3000円~5000円を目安にします。
現金3000円と品物2000円くらいを合わせて送ることもあります。
何を送るにしても受け取る側の都合もありますので、事前にお供えを送ったことを相手に連絡しておくといいでしょう。
お彼岸のお供えはいつまでに送るべき?
お彼岸のお供えは、彼岸の入りの前日までに届くように送ります。
遅くとも中日(春は春分の日、秋は秋分の日)までに届けると、お彼岸の期間に仏前にお供えしてもらえるでしょう。
ただし、中日前後はお墓参りで留守にすることも多いものです。
宅配便や郵便を受け取るのに都合が悪いかもしれませんので、お彼岸に入る前に届くように送ることをおすすめします。
終わりに
お彼岸のお供えを遠方から送ることについてご紹介してきました。
お彼岸の絶対的なマナーはありませんが、地域や家庭によってこうすべきというマナーがそれぞれあるのがむずかしいところです。
ご先祖様の供養という本質を忘れずに、どうすべきか判断するようにしたいですね(*’ー’*)
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